大勢で押し寄せる外国人観光客に対して飲食店側の対応は?

まず、はじめにすることは?

日本への観光旅行が人気ということもあって、外国人観光客が増えています。

数名程度の少人数であれば、困ることはあまりないと思いますが、外国人観光客に大人数で来店されるとスタッフが戸惑ってしまうことがあります。

まずは、何をするべきなのでしょう。

・通訳さんや日本語が解る人を探す

20人30人の団体であれば、必ずと言っていいほど、日本語が出来る人が中にいらっしゃるか添乗員さんが通訳をしてくださいます。

まずは、誰が日本語を出来るのかを把握しその方を介してコミュニケーションを取るようにしましょう。

無理に話せない言葉を話そうとすると、注文ミスにつながります。

・人数を把握する

次にやるべき事は、人数の把握です。正確な人数を把握することで、おしぼりやお冷やのグラスなどを迅速に用意することができます。

理想的なのは、駐車場等にお客様がいらして、まだ入店していない段階である程度の人数を数えておくことです。
それが不可能なら、日本語が出来る方に早めに声をかけて人数を聞くようにしましょう。

・絶対に守っていただきたいルールを説明する

店内に貼り紙などをしていても、日本語が読めない外国人観光客には効果がありません。持ち込み禁止などの”絶対に守ってほしいルール”は、通訳をしてくださる方にしっかりと伝えて全員に周知していただくようにお願いをしましょう。
 
大人数のお客様を受け入れるだけで、スタッフはてんてこ舞いになる可能性があります。先もってお伝えすることで、あとでわざわざ苦言を呈する手間を省くことが出来ます。

・ツアーバスのスケジュールなどを確認する

大人数の外国人観光客はツアーバスなどで来店するケースが多くなります。

ツアーバスには、スケジュール設定がある場合があります。このスケジュールに影響を与えないこともサービスのひとつです。

大人数のお客様の注文を時間内に提供できるかを見極めるためにも、タイムスケジュールはしっかりと聞いておきましょう。

そして、もし少し時間オーバーしていまいそうなら、その旨お伝えしてお客様のご希望を聞いてから対応をするのがベストです。

・有料のものと無料のものをしっかりと区別できるように説明する

外国と日本では、飲食店の文化も当然異なっています。

何が無料サービスで何が有料なのかをしっかりと説明するとより親切です。特にお冷ややお通しなどの無料サービスについては「男は、一人にひとつ無料です」という感じで数量までハッキリとお伝えしましょう。ただ”無料”というと、いくらでも無料なんだと勘違いされて、たくさん注文される方もいらっしゃいます。

サービスは、わかりやすく迅速にと心がけましょう。

周囲のお客様への配慮

大人数のお客様が来店すると、他のお客様へのサービスが疎かになりがちです。どちらも飲食店にとっては大切なお客様ですから、しっかりとサービスをしましょう。

・客席を離しておく

国籍や人種に関わらず、大人数のグループになると声が大きかったり騒いでしまったりすることが多くなります。

他のお客様と席を離しておくことで、お互いに気を使い合うことなく快適に過ごしていただける場合もあります。

・注文が遅れないように気をつける

大人数のお客様の注文が入れば、厨房もてんてこ舞いになります。いつもと同じスピードは望めないとしても、大幅な遅延が内容に厨房スタッフと話し合って、料理の順番を工夫しましょう。

あらかじめしておきたい準備

地方の観光地でも、外国人観光客の団体が来店する可能性はあります。いざというときに慌てないように準備は怠らないようにしましょう。

・最低限の接客英語

最低限の接客英語は頭に入れておくようにしたいものです。

中国語やフランス語なども出来るならそれに越したことはありませんが、最低でも英語で注文や人数の把握、時間の確認が出来るとかなりスムーズなサービス提供ができます。

どうしても、語学が苦手という場合はスタッフを採用する基準に英語力を加味してもよいでしょう。

・スプーンやフォークも用意しましょう

普段からスプーンやフォークの用意がある飲食店では、追加で準備する必要はありません。

基本的に箸を提供している、和食中心の飲食店などでも、使い捨てのものでもいいのでスプーンやフォークを用意しておきましょう。

外国の方の中には、箸を使って食事をするのが苦手な方もいらっしゃいます。ちょっとした気遣いで、快適にお食事していただけるようになります。

まとめ

大人数の外国人観光客へのサービスは、まずは人数と時間の把握、そしてサービスやルールの説明が基本です。状況を早く把握することが、満足のいくサービスの提供にもつながります。

英語やスプーン、フォークなどはあらかじめ準備しておくことも出来ます。外国人観光客が増えてきたなと感じたら、いざというときに慌てないためにも準備を整えておきましょう。