飲食店経営の場合のアルバイトスタッフ選びのコツ

まずはアルバイトスタッフの世代や性別等を決める

 
飲食店経営では、すべてのスタッフを正社員にすることはまずないと言っていいでしょう。
アルバイトスタッフは、飲食店の作業を支えてくれる存在でもあり、接客など店の顔にもなる重要な存在ですので、しっかりと人選をしたいところです。
 
アルバイトスタッフを選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。まずは、どのような世代と性別の人間をアルバイトスタッフとして受け入れるかを決定しましょう。
 
例えば、エネルギッシュな雰囲気にしたい!
なら若いスタッフメインがよいでしょう。また、落ち着いた雰囲気にしたいなら、年配の方をメインに、そして、子連れや家族連れも安心できる雰囲気にしたいなら主婦の方が向いているかもしれません。
 
次のカテゴリーから、世代や性別のバランスや面接時のポイントをご紹介します。
 

学生やフリーターなど若い世代がメインの場合

 

・まずは大量に試験採用する

 
若い世代の子たちは、多感で精神的にもまだまだ完成されていません。若さからくるパワーやエネルギーは素晴らしいのですが、中には不安定な要素も持ち合わせている人もいます。
 
面接でとても好印象だからといって、いきなり採用するというやり方はあまりおすすめしません。
まずは、大人数を試験採用しローテーションを組んで様子を見ましょう。
 
すると、勤務態度や他のスタッフとの相性などが見えてきます。二週間程度の試験期間の後で、本採用するかを決定するほうがトラブルを回避できます。
 

・性別比にも注意

 
若いスタッフの場合は特に、男女比にも注意しましょう。
店のコンセプトによっては、どちらか一方だけにするのもありです。男女どちらのスタッフも採用する場合は、基本的には仕事の種類によって男女比を考慮しましょう。
あまりにも、極端にどちらかが少なくなると人間関係のトラブルや作業面で一部のスタッフ負担が出ることがありますので注意が必要です。
 

主婦層をメインにする場合

 

・年齢や家族構成に注意

 
主婦層の方をメインに採用する場合は、家族構成などをちゃんと考慮しましょう。
 
心理学では、女性は基本的に共感を求める生き物だといわれています。つまり、同じ年齢や同じような境遇(子供の有無など)であれば人間関係を築きやすいということになります。
 
ひとりだけ未婚であるとか、ひとりだけ子供がいるというようなバランスの悪い構成にならないように注意しましょう。
 

・小さなお子さんがいる方ばかりにしない

 
小さなお子さんのいる主婦の方は、急な病気や怪我などで仕方なくシフトに穴をあける可能性があります。
 
そのようなときに、いつでも変わりに入ってくれる比較的自由度の高い方を必ず複数同時に採用することをおすすめします。そうすれば、急なシフト変更にもあわてずに対応できます。

年配の方をメインにする場合

 

・若い人にはない魅力

年配の方を採用することは、飲食店にとってもメリットがあります。
例えば和食などの場合は、若い子が作るより少し年配の方が作る方がなんとなく味わいがあるような演出ができます。
そして、人生経験から来る気配りや配慮が出来るという面もあります。
 

・力仕事の分配

 
年配のスタッフの場合、男性でも過度な肉体労働をすると怪我や事故の原因となる場合があります。
真面目な方であればあるほど、無理をしてしまいますので、適度に年齢が低めのスタッフを配置できるようにバランスを考えて採用するとよいでしょう。
 

・労働時間にも気を付けましょう

 
当然ですが、年配のスタッフは若者のような無理は効きません。長時間労働をすると、肉体的に無理が来ることもあります。
無理なシフトにならないように、人数を考えて採用したいところです。
 

面倒時のポイント

 
面倒時には相手のマナーや経歴、どのくらいのシフトで働けるかは、当然考慮するかと思います。
じつは、それ以外にも採用するか否かのポイントがあります。
 

・動機が明確か

多くの場合、面接時には「なぜ、ここで働きたいのか」を訪ねるかと思います。
その動機が明確で正直かはかなり重要です。というのも、なんのために働くかが明確であればあるほど労働意欲がわくのが当然だからです。そして、正直か否かは勤務態度にも直結する人間性ともいえるからです。
 

・今までより今からの話しを聞くこと

 
面接では、相手のことを知るために過去の経歴や職歴を聞くことになります。飲食店の場合は、経験者は即戦力となりますから当然のことです。
ですが面接では、今までよりも今からのことをしっかりと考えているかも重要なポイントになります。
今から先、どのように働きたいのか等をしっかりと聞きましょう。そうすることで、アルバイトにありがちな”スタッフがいきなりやめる”というトラブルの回避にもつながります。
 

・緊張させないこと

アルバイトの面接とはいえ、やはり相手は緊張しています。
圧迫面接はもはや過去のものです。面接では、リラックスした空気を作って、楽しく働けそうな職場であることをしっかりアピールしましょう。

まとめ

飲食店経営の上でとても重要なアルバイトの人選ですが、面接だけで分かることは限られています。ゆとりをもった採用スタイルと個々の能力や個性だけでなく、全体のバランスを考えることがポイントになってきます。