テイクアウト・お持ち帰り専門の飲食店を開業するポイント

飲食店にも様々な種類がありますが、近年人気なのがテイクアウト・お持ち帰り専門のお店です。小規模で開業できるなどいろいろなメリットのあるテイクアウト専門店。テイクアウト専門の飲食店を開業してみたい!と目指している人が疑問に感じる、「どうやって準備すればいい?」「必要な許可は?」といったポイントについてご紹介します。

テイクアウト専門店が人気

テイクアウト、というとファストフードなどを思い浮かべる方が多いと思います。最近では宅配よりもコストを抑えられるため、低価格で提供できるお持ち帰り専門のピザ屋さんや、話題の健康ドリンクなど女性に受けるメニューを提供するテイクアウト専門のドリンクカフェ、お昼時に売れるお弁当やサンドウィッチなどを取り扱うお店など様々なテイクアウト専門の飲食店が人気となっています。

場合によっては2坪ほどの広さでも始められること、カフェやレストランと違って多くの顧客のオーダーをとれること、空調光熱費などのコストも抑えられることなどメリットが多いことや、近年需要が高まっていることなどから非常に注目されている飲食店の形態です。

テイクアウト専門の飲食店の形態

テイクアウト専門の飲食店を開く方法としては、大きく分けると2つの方法があります。

まず1つは小さいお店で出店するという方法。テイクアウト専門なので、顧客が座る椅子やテーブルといったスペースが不要となります。厨房とレジカウンター、顧客が待つ際に利用するスペースくらいでOK。場合によっては、出店のような形にして顧客が待つ場所も必要ないこともあります。通常の飲食店と比べて非常に小さいスペースで開業できるため、店舗にかかる費用が非常に少なくて済むというメリットがあります。

一方で立地条件が売り上げに大きく左右されるため、より良い立地で開業する必要があります。お店の場所を探す際には、立地条件を重視して探すようにしましょう。

もう1つは、移動販売車を利用した開業です。自動車を改造し、様々な場所を移動しながら販売する方法。

クレープやパンなどのスイーツはもちろん、唐揚げやたこ焼きなど取り扱うことができる食品は店舗を構える場合と同様に、様々です。店舗とは違い、月々の家賃などの費用が掛からないことや、立地に左右されないという点がメリットとなります。需要がある場所を探し、その場所で営業する許可をもらうことができれば、新規顧客を多く呼び込むことができます。お店を出しているだけで宣伝効果が得られる、幅広い範囲で営業活動できるという点も大きなメリットとなります。

他にも、夜はバーなどをしているお店の閉店時間を利用し、店舗をシェアして利用する方法や、スーパーの一角などにお店を出す方法など様々な方法があります。どの方法もメリット・デメリットがありますし、取り扱うメニューによって合う方法・合わない方法があります。自分が取り扱うメニューは、どんな場所でどんな形態で開業すればより売り上げを上げることができるのかを考えながら、お店の形態を決めていきましょう。

テイクアウト専門店の開業に必要な許可

テイクアウト専門の場合も、通常の飲食店同様に保健所からの許可を得る必要があります。営業許可と食品衛生管理者資格というものが必要です。どちらも特別な試験などは必要なく、申請して基準に合格すること、講習を受けることで許可をもらうことができます。顧客が食事をするスペースのあるお店とは違い、防火管理者などの選任は必要ありません。

また、注意しておきたいのが、パンやケーキなどを取り扱う場合です。他の食品では必要ないのですが、パンやケーキなどの菓子類を取り扱う場合は、「菓子製造業の営業許可」というものが必要になります。

移動販売の場合は、場所が定まっておらず、地域をまたいで営業することがあるため、地域ごとに営業許可を取得する必要がある場合もあります。

自分が開業するお店ではどんな許可が必要なのかよくわからないという場合は、地域の保健所に質問してみることをオススメします。

テイクアウト専門店で成功するポイントとは?

お店にかかる費用が少なく済み、比較的低コストで始めることができるテイクアウト専門店。ですが、取り扱うメニューに魅力が無かったり、営業する場所でのニーズが少なかったりすると、上手く軌道に乗せることはできません。

テイクアウト専門店であっても、レストランやカフェであっても、ネットを利用した広告やお店の雰囲気づくり、メニュー開発、仕入れコストの削減、接客品質の向上など飲食店を成功させるためのポイントは同じです。特にテイクアウト専門店はネットやチラシなどでの宣伝がお店の売り上げに大きくかかわってくるため、広告に力を入れる必要がります。店舗にかかるコストが低い分、宣伝などにお金をかけることもできますし、「テイクアウト専門」という特色をうまく使って、成功するように努力していきましょう。