飲食店内に展示スペースを提供して集客に繋げる?!

展示スペースとは?有効なの?

・こんなお店なら有効!

展示スペース提供が向いているのは、学生街のフランクな定食屋さんやファーストフード店、サイクリストやバイクなどの趣味があるお客様が多い飲食店です。

・写真

一番手軽なものが写真です。ほとんどの人がデジタルカメラやスマートフォンを持っている時代ですから、写真のアルバムを置くスペースを提供して、待ち時間に誰でも見ることが出来るようにするという方法があります。

写真の場合は壁に飾るのではなくアルバムを置くのがオススメです。というのも、写真は一枚飾ってしまうと「自分もいい写真がある」と芋づる式に写真が増えて壁が写真で埋め尽くされてしまいます。

アルバムなら数が増えても、棚がひとつあればかなりの枚数の写真を収納することができます。

・絵画

絵を趣味にしている方が常連さんにいらっしゃるようなら、自分が描いた絵を展示してもらうのもひとつの方法です。

もちろん、店の雰囲気を壊さない清潔感のある絵画に限られますが、自分の絵を見せるために友人や家族を連れてきてくれる顔の広い方であればすぐに売り上げにつながります。

・置物

壊れる危険や置き場所の問題があるので、写真や絵画より難しいものになりますが、手作りの小物類を展示するスペースを提供するという方法もあります。

・本

自費出版の本や、自分が出ている雑誌などを置かせて欲しいというお客様にスペースを提供するのもよい方法です。

自費出版をしたり雑誌に出たりする方は、基本的に”出たがり”で”目立つのが好き”な方です。

自己顕示欲を満足させることで、足繁く通ってくれたり友人などを連れてきてくれたりするきっかけになります。

展示スペース提供の効果

・とにかく人を連れてくる

前項でも触れましたが、自分の作品が置いてあるお店には友人や家族、親戚を連れてきてくれるようになります。
そして、その方のSNSやブログで紹介してくれることも多々あります。

・自分も!という人が増える

これは一長一短ですが、展示スペースがあるというだけで”自分も置きたい!”という人が来店するようになります。

・作品目当てにお客様が増えるとこもあります

大学や専門学校のちかくの場合、学生さんに展示スペースを提供すると「○○君の作品がみたい」とか「○○君さんの写真がみたい」という相乗効果があります。

大学生…特に芸術系の学生さんには好評のサービスになります。更に、好きな人の作ったものを見たかったり、友達の作品を見たかったりという恋愛目的というケースも少なくありません。

SNSと連動させるとより面白い

TwitterやInstagramのようなSNSと連動させることで、作品を展示したお客様は自分の作品を見てもらえるというメリットが、飲食店には宣伝効果があります。

わざわざ「店の名前も紹介してね」と言わなくても、自分の作品を見て欲しいわけですから必ず店の場所と名前を紹介してくれます。

TwitterやInstagramの効果は絶大です。そして、ネット上にデータとして遺りますので息の長い集客がみこめます。

注意点も

・数が増えすぎないように条件をつける

特に絵画や小物類の場合は、数が増えないように注意が必要です。

どんなに素敵なものでも、置きすぎると雰囲気が壊れてしまいます。

・一定期間で入れ替える

同じ人の作品がずっと飾ってあると、他の”自分も展示したい”という方は面白くありません。

一定期間で作品を入れ替えることを予め約束しておくことがポイントです。

・作品だけ置かせて欲しいという来店は断る

このような非常識な方はあまりいませんが、社会経験もお金もない若者等は悪気なく”注文はしないけど作品を置かせて欲しい”と言うこともあります。

心苦しいかもしれませんが、これはあくまで集客のためのサービスです。それに、ひとりにそれを許すと大勢が作品だけを置いて帰るようになる可能性もあります。

はっきりと、「お客様専用」とお断りしましょう。

・破損の場合の約束事をしておく

絵画や小物類の場合は破損や汚れも考慮しなくてはなりません。どんなに注意していても、博物館や美術館ではありませんから、破損したり汚れたりすることはあります。

そのような場合にトラブルにならないように、予め文章で「破損や汚れが生じても賠償請求やクレームはしない」という約束をしておきましょう。
もっとフランクにいきたいところですが、良かれと思った事が裏目に出ることも多々あります。

飲食店経営では、不要なトラブルは予め回避するのが鉄則です。しっかり約束を交わしておきましょう。

まとめ

展示スペースを提供することで、人が人を呼ぶ口コミ効果と、インターネットでの大きな宣伝効果を見込むことができます。

マスコミでの情報発信よりも息が長く大きな集客力がある、口コミをしてもらうきっかけになるのが展示スペースの提供です。

いくつかの注意点に気をつけてさえいれば、大きなコストをかけずにお客様にも楽しんで頂けますし、リピート率の向上も期待できます。