飲食店の制服(ユニフォーム)について、その選び方のポイント

「私服で」と特に明記しない限り、アルバイトなどに応募してくる人は、「制服(ユニフォーム)があるのだろう」と考えているはずです。実際、数多くの飲食店で制服(ユニフォーム)が採用されていますね。

今回は、この「制服(ユニフォーム)」の選び方について見ていきましょう。

デザイン性の高さは必要か不必要か?

「制服(ユニフォーム)」を考えるうえで、真っ先に思い浮かぶのが「制服(ユニフォーム)のデザイン」なのではないでしょうか。

現在はかわいらしい制服(ユニフォーム)の飲食店も増えています。店によっては、「機能性」よりも「制服(ユニフォーム)の可愛さ」に焦点をあてて作っているかもしれません。制服(ユニフォーム)のデザインというのは非常に重要です。お客様が一番目にするのは機能性ではなく「デザイン」です。また、アルバイトのなかには、「制服(ユニフォーム)がかわいかったから応募」という人もいるでしょう。

「よいデザイン」というのは、人の好みによってもかわります。ただ、いずれの場合にせよ、「店全体との調和がとれたデザイン」が必要でしょう。極端な例ですが、牧歌的な古民家を改装した飲食店には、近未来的なデザインの制服(ユニフォーム)は似合いませんよね。

かなり大規模な飲食店を運営していくつもりだ、ということであれば、思い切って、デザイナーに依頼してもよいでしょう。

機能性を重要することも大切

さて、制服(ユニフォーム)とそれ以外の服では、明確な区別があります。

それが、「機能性に特化しているかどうか」ということです。

飲食店でも場所によって異なるため、ファミリーレストランの制服(ユニフォーム)を例にとってみましょう。

一口に「ファミリーレストラン」と言っても、その種類はさまざまです。
ただ、現在は「注文を受けるためのハンディという機械をポケットなどに入れておいて、客席でオーダーを受けたらそのハンディに入力するやり方が主流でしょう。こうすると、厨房には自動的にその告知がなされ、時間のロスや字の汚さに左右されることなく、すぐに料理を作り出すことができます。

さて、このハンディですが、持つと意外と重い物です。そのらめ、これを入れるポケットを制服(ユニフォーム)にしつらえておいた方がよいでしょう。サロンエプロンを考えているのであれば、そのサロンエブロンにポケットをつけ、そこにハンディを入れるようにするなどの工夫がほしいものです。

また、あってほしいのが、「ボールペンなどを入れる胸ポケットを用意する」というものです。
上では、「現在の発注では多くのところが機械で発注をしている」としましたが、ボールペンは何かと便利です。何かをチェックするときに使えますし、特別な注文を受けた時にそれを伝票に書き記すことができます。また、たとえばですが、お耳が不自由なお客様や、日本語ができない海外のお客様がこられた場合でも、ボールペンとメモ帳を持っていれば安心です。

どうやって制服をきれいに保つのか

最後にもう一つ、「制服(ユニフォーム)の洗いやすさ」についても考えなければなりません。

制服(ユニフォーム)の洗濯については、大きく分けて2通りあります。

まず、従業員本人に洗わせる場合。この場合、「家で洗うことができるもの」にしなければなりません。一般的な家庭の洗濯機に合わせましょう。
もう1つは、店側で制服(ユニフォーム)を回収してクリーニング屋に出す方法です。
この場合だと、クリーニングにかかった費用は店側が負担することになります。そのため、このケースでも、「洗いにくいために追加料金が取られる」というようなことは避けなければなりません。

また、もう一つ考えたいのが「シワ」です。飲食店の従業員は動きまわりますから、制服(ユニフォーム)にシワが入らないということはないでしょう。そのため、これを考慮して生地選びをしなければなりません。すぐにシワがとれるものやシワになりにくい素材のものなどを採用しましょう。(たとえばポリエステルなど)

最後に考えたいのが「帽子」です。飲食店にもよるかもしれませんが、「髪の毛が料理に落ちることを防ぐ」という目的で帽子をかぶるように指示ざれることもあります。
しかし、頭に載せただけでは不十分です。ネットで髪の毛全体を覆い、その上からかぶれるデザインの帽子にしましょう。

このように、飲食店が考えるべき「制服(ユニフォーム)の基礎知識」はいろいろです。ただ、レストランの場合は、
・見ための良さ
・機能性
・手入れのしやすさ
・衛生面
の4つを満たさなければなりません。

制服(ユニフォーム)は、一度決めると数年は使い続けることになるものです。
余計なお金を払わないためにも、最初の段階では慎重考えるべきでしょう。
また、「現在使っている制服(ユニフォーム)を別のものに切り替える」という場合は、従業員の意見も取り入れましょう。