飲食店での水へのこだわりとは?その効果は?

飲食店を運営する上において、重要なポイントである味とイメージですが、その味とイメージを作る上で重要なものが”水”です。

水へのこだわりは飲食店の味やイメージにどう影響を与えるのでしょうか。

水にこだわると料理やお酒、お茶の味は変わる?

・料理の味への影響は?

味に敏感か否かという個人差の問題はありますが、やはり水にこだわると料理の味はよくなります。

当然のことですが、水を使わない料理はありません。水は調味料でも食材でもありませんが、水分が一切含まれていない料理はほとんどないと言っていいでしょう。

特にその違いが如実に現れるのが、スープです。もちろん、水へのこだわりがどの程度か…という問題はあります。例えば、水道水をそのまま使ったスープと、浄水器の水のスープでは雑味が違います。

次に違いが解りやすいのが、薄味の料理です。スパイスをたくさん使ったカレーなどより薄味の煮物等の方がより水の違いが料理に現れることになります。

・お酒やお茶は?

お酒はもちろん使う水によって味がかなり変わります。

そして、お茶やコーヒーも水を変えると味が違います。例えば、本格的な茶道ではお水にもこだわりますし、お湯を沸かす鉄瓶にもこだわりがあります。

飲食店で提供するコーヒーや紅茶がペットボトルやドリンクサーバーのものではなく、厨房で抽出しているのであれば、コーヒーや紅茶の味は使用する水の質に影響されます。お酒も同様で、こだわった水で割ったお酒のほうが味がよくなります。

水へのこだわりがイメージをよくすることも?

・イメージがよくなる?本当に??

飲食店のレジやカウンターなどに「うちは○○の水を使っています」という貼り紙やプレートを見たことがありませんか?

水へのこだわりをアピールすることに一定の効果があるからこそ、上記のような飲食店がかなりたくさんあるのです。

ある唐揚げ専門店では、高級浄水器を使っているというプレートをレジに掲げたことで、お客様から「これってなに?」とよく声をかけられるようになったと言います。水にもこだわっていることを説明すると、「だから美味しいのね」と話が弾んでいつもよりたくさん買っていってくれたこともあるそうです。

また、水へのこだわりを表に出したことで、安全性や健康面がクローズアップされたようで、近所の子どもの集まりや介護施設の花見の時のオードブルなどの注文が増えたそうです。

・何故、イメージがよくなるの?

最近は、水素水に代表される”水への関心”が高まっているという傾向があります。

特に健康志向が強い女性は、水に強いこだわりを持っている事が多々あります。少し思い出してみてください。コンビニや駅などで見かける女性は、少し高めのミネラルウォーターを持っている事が多いと思いませんか?

そのような女性へ「ウチは水にもこだわった飲食店ですよ」とコマーシャルをするだけで、健康や美容に良さそう…というイメージを与えることができるのです。

また、美食家へのコマーシャルとしても効果的です。

美食家であればあるほど、水が料理の味へ影響を与えることを良く知っています。美食家にとっては、水にこだわるということは食材にこだわる事と同じなのです。

そして、先ほどの体験談からも解るとおり、水へのこだわりイコール安全性が高いという印象を持たれることもあります。

そもそも、水にこだわるってどういうこと

・一番解りやすいのはやはり浄水器

水へのこだわりの第一歩とも言えるのが、浄水器です。

コンパクトで手軽なものから、高価なものでは何十万もするものまで実に種類は豊富です。

ハッキリ言ってしまいますが、ホームセンターで購入できるリーズナブルな浄水器ではイメージアップなどの効果は低いと言わざるを得ません。

イメージアップ効果を狙うのであれば、本格的業務用のものや、ある程度の価格のメーカーのものをセレクトしましょう。もちろん、掲示物などで浄水器を使っているというアピールは必須です。

・徹底的なこだわりを追求する

ラーメン店などで時に見かける”天然水”や”ミネラルウォーター”を調理に使うという方法もあります。

水分が多い、ラーメンやうどん、蕎麦などを提供する場合はキャッチコピーとしても充分なインパクトがあります。

お冷やに使う水は?

有料のミネラルウォーターなどは当然ですが、せっかく水にこだわるなら無料のお冷やにも良い水を使いたいところです。

お冷やは、食事の前や合間に口にするものですから、いくら料理が美味しくてもお冷やの水が美味しくなかったら料理は台無しです。

浄水器を使うだけでなく、脂っこい料理の場合は、レモンやライム等を入れるような気配りがあってもよいかもしれません。

まとめ

水へのこだわりは、料理や飲み物の味、そして飲食店のイメージにまで影響を与える重要ポイントです。

どのくらいのこだわりを持つかによって、コストや効果が変わってきますので、飲食店のイメージやメニューなどを吟味して検討するようにしましょう。