銀嶺月山(ぎんれいがっさん)[月山酒造:山形県]

3つの老舗酒造会社が融合

月山酒造は昭和47年(1972年)に、(株)設樂酒造店(1896年創業)、鈴木酒造(資)(1700年創業)、(株)八幡屋酒造店(1780年創業)の老舗蔵3社が合併して設立されました。

多種類のライナップが並ぶ

代表銘柄の「銀嶺月山」のほかにも、それぞれの蔵元で醸される地元銘柄「一声」「豊龍」「白菊」を販売し、山形を代表する地酒として高い支持を得ています。3つの酒造会社が合併した歴史がいまも生きています。

蔵人も米づくり

月山酒造は、地元産の米を使った酒造りに力を入れてきました。地元農家と協力し合って、蔵人も交えた米づくりに取り組んでいます。

霊峰・月山の麓

出羽三山の主峰である月山の麓に蔵元があります。標高1984メートルの月山は雪が多いことで知られており、山頂付近は積雪量が15メートルにも達するほどの豪雪地帯で、夏になっても残雪が見られる場所があるほどです。寒冷な気候と清冽な水など、酒造りにおける条件に恵まれています。

月山の自然水で「銀嶺月山」を醸す

「銀嶺月山」の仕込み水は、月山の雪解け水です。月山に降り積もる雪は万年雪と呼ばれており、徐々に地下に浸透し、およそ300~400年の歳月を経て、山麓一帯の地域に湧き出ています。この自然水は日本名水百選にも選ばれています。

気候を味方につけた雪蔵貯蔵

極寒の雪蔵で、地元の杜氏と蔵人がていねいに醸す同蔵元のラインナップの一つに、月山の気候を生かした雪蔵で貯蔵した「雪中熟成」という銘酒があります。

手づくりの特別純米酒の原酒をそのままタンクに詰め、雪山に埋めて貯蔵。平均気温±0℃、湿度100%を保つ自然の貯蔵庫で外気をすっかり遮断して、低温の熟成を経た限定醸造品です。なめらかな味わいが魅力です。

ふくよかな味わい

月山酒造が目指している酒は、「澄んでなおかつ上品でふくよかな味わい」。「純米酒 銀嶺月山」は、地元・山形の昔ながらの酒造りにこだわりながら、ていねいに低温純粋発酵させています。

日本酒鑑評会で金賞ならびに銀賞を受賞しているほか、数々の受賞歴に輝く一本です。地元の山形県産米を使用し、炊きたての米を思わせる自然な香りと深いコクが持ち味です。温度を上げて飲むと、いっそうふくよかな味わいが楽しめます。

磨き抜いた吟醸酒も高い評価

特別限定醸造品の「純米大吟醸 銀嶺月山 斗びん囲い」は、巨峰を思わせる芳醇で甘い吟醸香と完熟したキウイフルーツのような酸味が溶け込んだような甘美な味わい。第3回純米酒大賞で金賞を受賞した渾身の一本です。