上善如水(じょうぜんみずのごとし)[白瀧酒造:新潟県]

限りなく水に近い酒

安政2年(1855年)創業の同蔵元は、初代が豊富な清水に着目して酒造りを始めたことに端を発します。現在は七代目当主が、先人の教えを継承しつつ、「最良の酒は、限りなく水に近づく」をモットーに酒を醸しています。

水のように生きること

「上善如水」。この極めて個性的な代表銘柄の名は、中国の思想家・老子の思想に由来します。2000年以上も前の「最も理想的な生き方は、水のように生きることである」という言葉に重ね合わせ、命名されました。

世界各国から支持される「上善如水」

「上善如水」は、アメリカやヨーロッパ、アジア各国を中心として、世界約20カ国で愛飲されています。その理由は、「日本酒=和食」といった固定観念を覆し、世界各国のさまざまな料理に合うアルコール飲料として受け入れられたから。特に、フルーツのような吟醸香が特徴の「上善如水 純米吟醸」は、海外の日本酒ファンから絶大な支持を受けています。

小説『雪国』の舞台で酒を醸す

川端康成の小説『雪国』の舞台となった湯沢町は、スキー場のメッカであり、言わずと知れた国内有数の豪雪地帯です。かねてより三国街道の宿場町として栄え、温泉地としても知られる越後湯沢は、魚沼産コシヒカリに代表されるブランド米の名産地です。

平均精米歩合は約58%

「上善如水」をはじめ、同蔵元の平均精米歩合は約58%。信頼のおける精米業者の協力を得、厳選に厳選を重ねた酒造好適米のみを使って酒を醸しています。

徹底した品質管理を実践

近代化された瓶詰め工場は、最新鋭のクリーンルームを完備。瓶の充填はオートメーション化され、人の手を介しません。その後、空調管理された専用倉庫で貯蔵されるなど、品質管理を徹底しています。

また、研究部門を立ち上げ、瓶詰め前と瓶詰め後の品質をチェックするなど、製品のクオリティーを保ち、品質を向上させる取り組みは枚挙に暇がありません。

「上善如水」はカクテル・ベースにも最適

「上善如水」は「限りなく水に近い酒」であることから、カクテル・ベースとしても最適です。さまざまなリキュールとの相性もよく、ステアするとフルーツのような華やかな香りがさらに引き立ちます。

飲み方のバリエーションはさまざまで、フルーツジュースやサイダーのほか、レモンやミントなどの柑橘類を加えてもOK。「上善如水」は日本酒の新たな魅力を引き出しました。