赤貝(アカガイ)の旬

赤貝の旬は11月から2月です

冬に美味しい貝です。11月下旬頃から、春先の2月位までだといわれています。

筋の本数を数えて見分ける

アカガイ(赤貝)は北海道南部から九州、韓国や中国沿岸部などで漁獲されています。殻に放射状に筋が入っていますが、アカガイが42から43本なのに対し、サトウガイは38本、サルボウが30から32本なので、筋の本数を数えれば見分けがつきます。

アカガイ(赤貝)の血は赤い?!

この貝の血は、人と同じようにヘモグロビンを含んでいて赤いことが、名前の由来でもあるそうです。

昔は国内でも沢山取れて身近な食材に

国内では、三陸や仙台、東京湾、三河湾、伊勢、瀬戸内、有明などが産地ですが、その数は非常に少なく、剥き身の状態で、韓国や中国から輸入されてくるものが大半を占めています。今では高級鮨ネタになってしまいました。

さまざまな種類があります

サトウガイは、昔は普通に赤貝として一緒に市場に出回っていた種類です。味も赤貝と変わらずおいしいです。名前の由来は、イギリス外交官として活躍した「アーネスト・サトウ」からだそうです。

赤貝の缶詰として流通

サルボウは、猿の頬のようだとのことから、この名前がつきました。サルボウは市場などでは「小赤」と呼ばれて流通しています。

アカガイの主な栄養成分

ビタミンB12が豊富

ビタミンB12を非常に多く含んでおり、悪性貧血を防ぐ働きや、神経細胞内の核質やたんぱく質を合成、修復したりする働きがあるといわれています。 また、鉄分も多く含んでいるので、赤貝は貧血気味の方におすすめだといえます。

ビタミンAは貝類の中でもとても多いのが特徴

貝類多く含まれる、コレステロールをさげる作用のあるタウリンや肝臓によいグリコーゲンも含まれています。またヘモグロビンが含まれていることもあり、鉄分もほうれん草に勝っているので貧血にも大変効果的で、女性の方には赤貝がおすすめです。

おいしいアカガイの選び方

殻が薄く、持った時に重みを感じるものを選びます。殻が開いている物は死んでいる場合があるので避けましょう。また、臭いを確かめ、泥臭く匂うものは避けます。新鮮な物は海の香りがします。剥き身の場合は、はじいた時に身が盛り上がるようなものを選んでください。

アカガイの下ごしらえ&保存のポイント

三つのパーツに分ける

アカガイは殻を開いて中の身を使いますが、殻の淵の部分にあたるヒモと呼ばれる部分と、真ん中の膨らんだ身の部分をタマ、そして、そのタマの内臓部分のワタの3つのパーツに分けて使います。

それぞれの使い道

タマは皆さんがよく目にする鮨ネタです。ヒモは歯ごたえもよく、珍味として和え物や炊き込みご飯などに使えます。ワタは新鮮なものなら茹でて刺身に添えたり、他の部分と一緒に煮付けると美味しいです。

アカガイの調理のポイント

まな板に叩き付けると反り返る

刺身として、また、握りのネタとして使う際、板前さんがよくまな板に叩きつけたりしていますが、あれは身を締めるためです。新鮮なタマの部分は、叩きつけると生きているように身が反り返ったりします。そうすることでより歯ごたえのあるコリコリした食感を楽しめるようになります。

生が一番

この貝は煮ても美味しいけど、なんと言っても寿司ネタとして、または造りとして生で食べたい食材です。酢とも非常に相性が良いですね。

ひもを焼く

バター焼きしても美味しいです。