りんごの旬

リンゴの旬は秋から冬といえます

収穫される時期は各品種とも1ヶ月から2ヶ月間程度です。冷蔵で3ヶ月前後も貯蔵が出来るため、実際に市場に出回る期間はかなり幅があります。品種によっては、夏前くらいまで店頭に出るものもあり、おおむねリンゴの旬は秋から冬といえます。

日本には明治時代に導入

リンゴはバラ科リンゴ属の樹木になる果実です。日本には明治時代に導入され、日本の気候風土に合わせ品種改良が盛んに行われ様々な品種が生まれています。中でもフジは今では世界の各地で栽培され、世界で最も沢山作られているリンゴとなっています。

アダムとイブの物語にも登場

歴史の古い果物で、紀元前6000年頃にはすでにトルコで登場しており、紀元前1300年にはエジプトで栽培されていたといわれています。日本で本格的にりんごが栽培されるようになったのは明治時代になってからです。

リンゴの品種

現在主に栽培されている品種は100種前後といわれ、世界的には数千から1万種ほどにもなるといわれています。日本では約半分が「ふじ」です。それに次いで「つがる」、「王林」、「ジョナゴールド」などがあります。製菓などでは一般的に紅玉がいいといわれています。

主な産地は青森がダントツ

後に長野が続きます。その他にも、東北地方や一部北海道などからも出荷されています。

りんごの主な栄養成分

有機酸がたっぷり

クエン酸、リンゴ酸といった有機酸を多く含み、胃腸の働きを良くし、殺菌作用などの効果があります。また、乳酸を減して、疲れを取り除き、肩こり、腰痛の防止にも効果があります。

カリウムが豊富

カリウムなどが体内の塩分を排出する働きがあり、高血圧に効果があるといわれています。

ペクチンの働き

リンゴの皮にはベクチンが多く含まれており、整腸作用を促しコレストロールを排出する作用や便秘を防ぎ大腸ガンを予防する効果があります。

皮にはポリフェノールがいっぱい。

ポリフェノールにはコレステロールを取り除いたり、活性酸素を抑える働きがあります。また、がん予防にも効果があると言われています。最近の発見では、このリンゴポリフェノールには、膚の光老化を防止する働きがある事も解ったそうです。

おいしいりんごの選び方

赤いリンゴの場合はお尻の方までしっかりと紅くなっている物の方が熟しているものです。青リンゴの場合は全体に色むらが無い物を選んでください。果皮が赤く染まり、軸が太くて果皮に張りとツヤがあるもの選びましょう。お尻の部分が緑色のものは未熟傾向で、黄色いものは完熟して甘味があるといわれます。持ったときに重み感じるものがよいでしょう。果皮の赤色がまだらなものや傷のあるものは見た目が悪いですが、糖度に影響はありません。

りんごの下ごしらえ&保存のポイント

水分の蒸発を防ぐためポリ袋に入れて密封し、冷蔵庫または温度差のない涼しい冷暗所で保存します。面倒でなければ1個ずつ新聞紙で包んでからポリ袋に入れるとより長持ちします。

りんごは成長ホルモンのエチレンを発するため、他の果物や野菜と一緒に保存するとそれらの成熟を促してしまいます。そのため冷蔵庫に入れる際は必ずラップまたはポリ袋に入れるなどしてください。冷凍保存は、生のままではできません。

りんごの調理のポイント

なるべく皮も一緒に食べましょう

リンゴの皮やその近くには食物繊維やポリフェノールなどの栄養が豊富なので、なるべく捨てないで食べられるものを選びましょう。

色止めはレモン汁か塩で

リンゴは皮を剥いていると茶色く変色してきます。これは酸化酵素によるものですが、これを防ぐには塩水に浸けるかレモン汁を加えた水に浸すと防げます。

生のまま

そのままくし切りやスライスして使うことが多いです。もちろん丸かじりもすりおろしたリンゴは離乳食や風邪を引いたときなどの栄養補給になりますし、ピューレにしたもので、ジュースやソース、シャーベットなどができます。

おろし金は陶器やプラスチックが良い

リンゴのポリフェノールは酸化しやすく、空気に触れるとすぐに茶色くなってしまいますので、陶器やプラスチックのおろし板を使いましょう。

製菓

ジャムや焼きリンゴ、また、キャラメルと共に煮込んでパイのフィリングにしたりします。
製菓、料理などに用いる場合、シードルやカルバドスなどと共に使用すると、香りが豊かになります。