青梗菜(チンゲンサイ)の旬

チンゲンサイの旬は9~1月

気温が下がるぎりぎりの晩秋あたりが最も味が良くなるという意味で一番の旬かもしれません。

アブラナ科アブラナ属の中国野菜

青梗菜(チンゲンサイ)は中国から伝わった、白菜と同じ仲間の不結球タイプです。和名は「たいさい(体菜)」。中華料理には欠かせない食材ですが、洋食系でもよく使われるようになりました。

青梗菜(チンゲンサイ)の仲間

青梗菜が青軸なのに対し、白軸のものを「パクチョイ」と呼びます。中国野菜の中でも人気が高く、ポピュラーな野菜。アクが少ないため下ゆでがいりません。アブラナ科の野菜なので、春先には菜の花と同じように花芽をつけますが、花芽も『青梗菜の菜ばな」として食用になります。

小さなミニチンゲンサイも

青梗菜(チンゲンサイ)をそのまま小さくした「ミニチンゲンサイ」と呼ばれているものも出回っています。とても小さく、その姿のまま調理して盛り付けられて、見た目も食感も良いです。

青梗菜(チンゲンサイ)の主な産地

チンゲンサイ(青梗菜)は適応力が強い野菜で、北は北海道から南は九州まで全国各地で栽培出荷されています。出荷量はダントツで茨木、次いで静岡です。日本の両端に位置する北海道と沖縄もベスト10に入っています。

青梗菜(チンゲンサイ)の主な栄養成分

豊富なβ-カロテン

βカロテンは抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。

カリウムやカルシウムもたっぷり

カリウムはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。また、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります。また、カルシウムは骨を生成する上で欠かせない成分です。骨を丈夫にし、健康を維持します。また、イライラの解消にも効果があります。

ビタミンC

風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があります。

おいしいチンゲンサイの選び方

青梗菜は葉の色が濃緑色で、葉の軸が短めのもの、また、密に葉が付いているものが良いでしょう。青梗菜には何種類か種類がありますが、葉に厚みがあり、株の根元付近がふっくらとしているものの方が甘味があります。鮮度が落ちると共に葉の色が薄くなり、黄色く変色してきます。新鮮なうちに調理しましょう。

青梗菜(チンゲンサイ)の下ごしらえ&保存のポイント

冷蔵保存

チンゲンサイはなるべく新鮮なうちに食べていただきたい葉野菜です。調理するまでは乾燥しないよう濡れた新聞紙などで包み、ポリやビニールの袋に入れて野菜庫に立てて入れておきましょう。

冷凍保存

チンゲンサイは生のまま調理する方が当然美味しいのですが、量が多く、食べきれない場合などは冷凍保存しましょう。

冷凍保存の方法は、水に対して2%程の塩(水1Lに対して20g、大さじにたっぷり1杯程)を加え沸騰させている熱湯の中に、チンゲンサイの肉厚な根もと部分を先に浸けます。10秒から15秒程そうしてから葉全体を浸します。冷凍する場合は固めにゆでた方が良いので、全部浸けてから10秒程度であげ、冷水に落とします。
冷えたら水気をよく絞って、小分けしてラップなどで包み、保存袋に入れて冷凍します。

青梗菜(チンゲンサイ)の調理のポイント

チンゲンサイの茹で方

チンゲンサイを下茹でする場合、水に対して2%程の塩(水1Lに対して20g、大さじにたっぷり1杯程)を加え沸騰させている熱湯の中に、チンゲンサイの肉厚な根もと部分を先に浸け、その後、葉全体を浸します。茹で過ぎない様に注意してください。
茹であがったらすぐに冷水に落とし、冷ましてからよく水気を切り、軽く絞って使います。
茹で時間は用途によって変えます。茹でてからそのまま食べるようなおひたしやあえ物にする場合はしっかりと根元の部分を20秒程浸けてから葉の部分も浸けて30秒程茹でます。冷凍する場合は固めにゆでた方が良いので、冷凍する場合は冷凍保存の項目を見てください。また、バターをからめたり、汁物に入れるなど、更に加熱する場合も固めに茹でてください。全部浸けてから10秒程度であげ、冷水に落とします。

炒め物のポイント

チンゲンサイの炒め物の場合は、アクが少ないので、生のまま炒め物に使っても大丈夫です。また、強火で一気に火を通すようにしましょう。加熱してもかさが減りにくい野菜ではありますが、時間をかけると水分が出て歯ざわりがなくなってしまいます。

炒め物

バターソテーやパスタの具、魚肉料理の付け合せに。

おひたしやあえ物、漬物

さっぱりと美味しく頂けます。

具やトッピングに

さっと茹でて、あんかけの具や、ラーメンなどの汁物のトッピングの具材にも向いています。