フキの旬

フキの旬は3〜5月です

野生のフキの旬は夏、栽培ものの出荷量は 3~5月がピークといわれています。食用としてのフキノトウ(花蕾)の旬は3月~5月、フキ(葉柄)は3月~10月です。北海道での旬は、フキノトウが4月、フキが5~6月くらいになります。

雌雄異株

丈30cmほどの茎の先に径30cmほどの大きな円形の葉をつける多年草で、雌雄異株です。 春に目立たない花をつけます。花の新芽は、昔から「フキノトウ(蕗の薹)」として食用にされ、親しまれています。 日本原産とも言われますが、朝鮮半島や中国大陸東北部にも自生があるようです。

名前の由来

葉が大きく風で揺れやすいことから「葉吹き」から名付けられたといわれていますが、定説はありません。なお「古い名」として「ふふき」があるようです。

季語として

蕗の薹(ふきのとう)や蕗の芽・蕗の花は、俳句の春の季語です。また、蕗の葉・伽羅蕗(きゃらぶき)などは同様に夏の季語です。 万葉集にも登場し、平安時代の「本草和名」などにもその名が現れています。

フキの主な栄養成分

栄養バランスがよい

ふきには、特有の香気と苦味、葉触りが特徴で、栄養がバランスよく含まれています。ふきのとうは、ふきの花蕾で、ふきより苦みが強く、カロテン・ビタミンC・鉄分などが多く含まれています。

フキの特有の香り

咳を鎮めたんを切り、喉や胸元をすっきりさせてくれる働きがあるといわれています。また、ふきのとうやふきの葉には咳止め・止血などの薬用効果があるといわれています。

ノンカロリーで食物繊維が豊富

美容の敵の便秘を防ぐと共に、ダイエット食にもなります。

おいしいふきの選び方

葉がみずみずしく、鮮やかな緑色で、新鮮なものを選びましょう。茶色い部分が多い物は避けてください。柄の部分が太すぎず、なるべく空洞が無い物の方が柔らかいです。手に持った時に柄に張りがあり、グニャリとだれないものを選びます。切り口を見て、茶色く干からびていないか鮮度チェックしましょう。

フキの下ごしらえ&保存のポイント

ゆでてアク抜きしてから使いましょう。灰、もしくは重曹を少量入れてゆでると、色もきれいに仕上がりますし、板ずりでもアク抜きはできます。また、多目の塩をふり、まな板の上でこすってから、ゆでても大丈夫です。ゆであがったら、タップリの水にさらし、アクを抜き、薄皮と筋をとります。

フキの調理のポイント

春の味

だし汁と薄口しょうゆ、かつお節をかけて食べると、春の味が満喫できます。

煮物

なるべく薄味にすると、素材の味わいがひきたつでしょう。

きゃらぶき

保存食になります。

フキノトウ

刻んでみそ汁に入れたり、味噌と混ぜると 酒の肴にもなります。