ひじきの旬

ひじきの旬は3月から4月です

敬老の日はひじきの日

古くからひじきを食べると長生きするといわれており、敬老の日はひじきの日ともされています。

生のひじきは黄褐色

岩場に生育し、全長20~100cm程度まで成長します。茎と葉からなる一年生植物ですが、根は糸状で5~8年生き続ける多年生植物です。

ヒズキモが転じてひじき

ひじきの名前の由来は、古名のヒズキモが転じてひじきとなったといわれています。漢字名の鹿尾菜はひじきの形状が鹿の黒くて短いしっぽに似ていることが由来です。

約1万年前の縄文時代の遺跡に存在

日本人は古くからひじきを食用としていたと考えられ、平安時代初期に書かれた「伊勢物語」には、鹿尾菜藻と古名で記載されています。927年頃の「延喜式(えんぎしき)」には、ひじきが朝廷への貢納品として選ばれたことが記されています。

代表的なひじきの種類は3種類が

芽ひじき、長ひじき、寒ひじきの3種類があり、芽ひじきは米ひじき、姫ひじきとも呼ばれており、ひじきの葉の部分を指します。1本のひじきから芽ひじきは約80%、長ひじきは約20%の割合で採取することができます。

ひじきの主な栄養成分

骨や歯を丈夫に

ひじきはカルシウムとともに働き、骨や歯の発育を促すマグネシウムとマンガンが含まれています。

カルシウムや鉄、ヨウ素など

その他にも、マグネシウム、マンガンなどのミネラル類、ビタミンB1やビタミンB2、食物繊維などが含まれています。骨や歯の強化を促す重要な働きを担うミネラルがたっぷりです。

髪や爪、肌を健康に

豊富に含まれているヨウ素は、甲状腺ホルモンの一種であるチロキシンとトリヨードチロニンの材料になり、エネルギー代謝を活発にし、新陳代謝を促進する働きがあるといわれています。

成長促進を期待

ヨウ素からつくられる甲状腺ホルモンは、三大栄養素である炭水化物・たんぱく質・脂質の代謝を高める働きがあるといわれています。ひじきには甲状腺ホルモンをつくる材料となるヨウ素が多く含まれているため、成長を促す効果があるといわれています。

豊富な食物繊維

動脈硬化は血管の老化現象ともいわれており、悪化すると脳出血や脳梗塞、眼底出血などの病気に発展する可能性があります。食物繊維はコレステロールの吸収と血中のコレステロールの増加を抑制します。

おいしいひじきの選び方

光沢があり、黒色していて、ぴんとしているもの、全体的に大きさがそろっているもの、よく乾燥していて、色ムラのないものを選ぶようにしましょう。

ひじきの下ごしらえ&保存のポイント

冷暗所保存

干ひじきには湿気が厳禁ですので、開封した後は、密閉できる保存容器などに移して冷暗所で保存します。

冷蔵保存

生ひじきは日持ちしないので、冷蔵庫に保存し、早めに使い切りましょう。

冷凍保存

長期にわたって保存ができます。

簡単&便利なひじきの戻し方

たっぷりの水の中でざっと洗い、ボールに移し、熱湯を注いでラップをします。10分で使いやすい柔らかさになります。茹でるよりも栄養分の流出が少なくてすみます。

ひじきの調理のポイント

油分が多い食材と調理

油と一緒にすることで、ビタミンAやヨウ素の吸収率が高まります。油揚げとひじきご飯や煮物にすればおいしく栄養面にも効果的です。

和食

煮物、豆腐しら和え、お稲荷さん、おにぎりなど、和食に便利です。

サラダ

ごぼうひじきサラダ、マカロニひじきサラダ、れんこんひじきサラダなど栄養満点です。