ホタルイカの旬

ホタルイカの旬は3~4月です

富山湾では毎年3月1日が解禁日、なかでも滑川産のホタルイカは地元でも別格扱いです。

富山の方言では「マツイカ」

ツツイカ目ホタルイカモドキ科に属するイカで、世界にはホタルイカの仲間が40種類ほど生息しています。
1913年に、動物学者の石川千代松博士によって「ホタルイカ」と名づけられました。
富山の方言では「マツイカ」と呼ばれることが多かったそうで、これはホタルイカが松の肥料として多く利用されていたからといわれています。
日本近海では日本海全域と太平洋側の一部に分布しており、特に滑川市を中心とする富山県と兵庫県で多く水揚げされています。

ホタルイカの身投げ

ホタルイカは、普段は200~700mの深海に生息しています。
富山湾のホタルイカは、3~6月ごろ、産卵のため大群で海岸に押し寄せます。「身投げ」は暖かい南風が吹く新月の夜に多く見られ、月明かりがないため方向感覚を失って浅瀬に向かい、波にさらわれるためではないかといわれています。
ホタルイカが海岸近くまでくるこの時季、富山では堤防や岸壁にバケツをもって「ホタルイカすくい」に行く人も結構いるそうです。

ほたるいかミュージアム

世界でただ一つ、富山県滑川市にある「ほたるいかミュージアム」。ホタルイカの生態や棲息する富山湾の神秘について体験しながら楽しく学べる施設です。ホタルイカ発光ショーでは、暗い海で青白く幻想的に光るホタルイカの泳ぐ姿を間近で見ることができます。

ホタルイカの主な栄養成分

脂肪肝を改善

富山短期大学食物栄養学科の竹内弘幸准教授らの研究グループにより、ホタルイカに肝臓の中性脂肪を減少し、血中のコレステロール濃度を減らす高い効果があることが、ヒトでの実験でも確認されました。

タウリンが豊富

イカにはタウリンが多く含まれており、胆汁の分泌を促進し、肝臓の働きを助け、 肝機能を高める働きがあります。

ビタミンもたっぷり

ホタルイカには強い抗酸化作用で知られるビタミンEが豊富に含まれています。これには、活性酸素を抑え体内の不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きがあるので、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防に役立ちます。
また、ホタルイカにはビタミンB12も多く含まれています。ビタミンB12は、ビタミンの中で唯一ミネラル(コバルト)を含有し、アミノ酸の代謝、タンパク質の生合成などの働きをします。

おいしいホタルイカの選び方

生のものは、ハリとツヤがあり、胴に膨らみがあるものを選びます。目が澄んでいるものほど鮮度が高いといえます。
茹でたものは、ふっくらとしていてみずみずしいもの、つややかなものを選びましょう。

ホタルイカの下ごしらえ&保存のポイント

生を買い求めた場合、すぐに調理しないときは冷凍庫(-18℃)で保存してください。(保存期間:1か月)