ホヤの旬

ホヤの旬は5~8月です

この時季はグリコーゲンが何倍にも増え、甘みと旨みが増します。

貝ではない

ホヤ貝と呼ばれていますが、厳密には貝ではありません。ホヤの仲間には日本だけでも百数十種程もいると言われていますが、食用とされているものはマボヤやアカボヤなどごく一部です。

日本、韓国、フランスやチリなどで食材に

養殖もされ、東北や北海道では一般的な食材として親しまれています。日本、韓国、フランスやチリなどで食材として用いられています。

海のパイナップル

マボヤは、赤褐色の硬い表皮に幾つものイボがあり、太平洋側の一部地域以外ほぼ日本各地で見られます。形状はパイナップルに似ていることから「海のパイナップル」という別名を持ちます。アカボヤは、マボヤとの違いはイボ(突起)が無いことで、赤みも強く、北海道以北に生息しています。

マボヤは全国的に生息

牡鹿半島、男鹿半島以北の東北地方に多く、特に岩手から宮城に至る三陸沿岸では養殖も行われ主産地となっています。生産量も、岩手県、宮城県、そして青森県で全国の約95%を水揚げしています。また、アカボヤはほぼ全て天然物で、北海道で主に産します。

ホヤの主な栄養成分

ミネラルが豊富

ホヤにはリン、鉄、亜鉛などのミネラルが非常に多く含まれています。

さまざまなビタミン

ホヤはビタミンE、B12を多く含んでいます。ビタミンEは脂溶性で、強い抗酸化作用があり、活性酸素を抑え体内の不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きがあるので、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防に役立っていると考えられています。

ビタミンB12

水溶性ビタミンの一種で身体の細胞の生成に大きく関わり、血液の生成にも関わるなど非常に大切なビタミンの一つですが、野菜や果物にはほとんど含まれていないので、こうした魚貝から摂取する必要があります。

おいしいホヤの選び方

できる限り新鮮なものを選ぶこと、身につやとはりがあり太いもの、色が鮮やかなもの、キズがあったり、身のはりがないようなものは避けましょう。

ホヤの下ごしらえ&保存のポイント

さばく際に中から出てくる汁は捨てず、浸け汁に使ったり、その中で身を洗うようにつけたりすることで、香りを活かすことができます。

ホヤの調理のポイント

刺身(お造り)

鮮度が落ちたものは匂いがきつくなるため、産地直送のものか、できれば産地で水揚げされたばかりのものがいいでしょう。

酢の物、塩辛など

その他にも、燻製にしたりから揚げにしたり、和え物、吸い物、焼き物、フライ、燻製等も美味しいです。

珍味

バクライ(莫久来)は、ホヤとこのわたを塩辛にしたものです。