伊勢海老(イセエビ)の旬

イセエビの旬は10~1月です

産卵期を禁漁としている地域が多くあります。

ウツボといっしょに暮している?

房総半島以南から台湾までの西太平洋沿岸と九州、朝鮮半島南部の沿岸域に生息しています。かつては、インド洋、西太平洋に広く分布するとされていましたが、研究が進んだ結果、他地域のものは別種であることが判明しました。
体長は通常20~30cmほど、大きなものは1kg近くになります。第二触角の根もとには発音器があり、つかまれると関節をギイギイと鳴らし威嚇音を出します。オスは触角と歩脚が長く、メスは腹肢が大きく、一番後ろの歩脚が小さな鋏脚に変化しています。
外洋に面した浅い海の岩礁やサンゴ礁に生息し、昼間は岩棚や岩穴の中にひそみ、夜になると貝類やウニなどの獲物を探して食べます。
敵に遭うと、尾を使ってすばやく後方へ飛び退いて逃げます。天敵のタコから身を守るために、ウツボといっしょに生活しているものもあります。ウツボにとっては、大好物のタコがイセエビにつられて寄ってくる、という利点があるのです。
繁殖期には、ほかのイセエビの後をついて列をつくる、という変わった生態がみられます。

ロブスターとイセエビの違いって?

ロブスターとは、エビ目ザリガニ下目アカザエビ科(ネフロプス科)ロブスター属に分類される、甲殻類2種類を指します。一方のイセエビは、英語では「Spiny lobster(棘だらけのロブスター)
と呼ばれますが、エビ目イセエビ下目イセエビ科に属するエビの一種です。
もっとも大きな違いは、鋏(ハサミ)の有無。イセエビには鋏がなく、殻全体に棘状の突起があります。ロブスターは、ザリガニ類の例に漏れず、第一歩脚が強大な鋏脚となっていて、体に棘はなくツルッとしています。体色は、イセエビのほうが赤味が強く見えます。
ロブスターの食感は弾力があってプリプリッとしていて、イセエビはロブスターと比べるとやわらかめです。

伊勢海老(イセエビ)の主な栄養成分

ビタミンEがたっぷり

100gあたり約3.8mgのビタミンEが含まれています。ビタミンEは、細胞の老化を予防したり、動脈硬化やガン予防の働きがあります。肩こりや冷え性の予防にも効果的です。
ビタミンEは、ビタミンCと一緒に摂取すると抗酸化作用が高まるので、イセエビの刺身にスダチをふるなど、薬味に柑橘類を合わせるのがおすすめです。

生活習慣病の予防に

高タンパクで低脂肪、糖質はゼロなので、ダイエットに最適な食材です。
さらに、血中のコレステロールを下げ、動脈硬化などの生活習慣病の予防に効果のあるタウリンが豊富に含まれています。
そのほか、血液をサラサラにし、動脈硬化・高血圧・痴呆を予防する効果のあるDHA(ドコサヘキサエン酸)、心筋梗塞や脳血栓、脳梗塞といった血栓症に効果があり、血栓予防効果があるEPA(エイコサペンタエン酸)も多く含まれています。

おいしい伊勢海老(イセエビ)の選び方

鮮度が落ちると、胴と腹の継ぎ目のあたりが変色してくるのでそこで見分けます。体の色は黒みがかった赤褐色がベストです。