メロンの旬

メロンの旬は5月から7月です

温室メロンは通年栽培出荷されているので、特に旬はありませんが、露地物は暖かい地方で4月頃から収穫が始まり夏の間まで出回ります。品種や地方にもよりますが、最も多く出回り美味しい旬は5月から7月となります。

メロンは追熟して食べ頃になると、2~3日位で中から発酵し始めます。食べ頃になった物は冷蔵庫に入れ、美味しい間の2日か3日以内に食べるようにしましょう。

スイカと同じ瓜科、キュウリ属の野菜

マスクメロンなどのように表面に網目が出来る「ネット系」と、まくわうりに代表される網目が無いものがあります。掛け合わせて出来たプリンスメロンなどもたくさん出回っています。

古代エジプトや古代ギリシャで栽培

メロンは暖かい地方でしか栽培できなかったため、気候のそぐわない北ヨーロッパ地域で栽培が行われるようになったのは14~16世紀以降といわれています。日本で現在のような温室メロンが生産され始めたのは大正時代になってからですが、弥生時代の日本各地の遺跡から土器などとともにマクワウリの種が見つかっています。

一個のメロンに栄養を全て集める

メロンは温室メロン、ハウスメロン、そして露地メロンの3つの栽培方法があります。温室メロンは、静岡県のマスクメロン(アールスメロン)などで、基本的に一株で一個しか実をつけません。アンデスメロンやプリンスメロンなどは主にハウスや露地で栽培されています。

メロンの主な栄養成分

カリウムは筋肉にとっても欠かせないミネラル

メロンは、バナナ以上にカリウムを多く含んでいます。これはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があるといわれています。また、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあるといわれています。

赤肉のメロンはβカロテンたっぷり

赤肉のメロンに関して言えば、βカロテンを非常に多く含んでいます(100g中3600μg)。βカロテンは体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。

たんぱく質分解酵素ククミシン

プリンスメロンにはククミシンというたんぱく質分解酵素も含まれています。
ククミシンが含まれているのは、メロンの果実のみです。
メロンから抽出されるククミシンは、安定が極めて高いことでも知られており、たんぱく質を分解する働きと同時に、血液の凝固を遅らせる効果があることも判明しています。

おいしいメロンの選び方

丸みがキレイで網目がクッキリと細かく均等に広がり、網1本1本の盛り上がりが高いほうが良品とされ、果皮の色は、網あり網なしともに色付きが均一なものを選ぶとよいでしょう。
重みのあるほうが種の比率が低く、肉厚で味も優れています。

メロンの保存のポイント

冷蔵保存

完熟していないメロンは追熟させる必要があるため、常温(20~25度くらい)で保存して食べる2~3時間前に冷蔵庫で冷やしましょう。

追熟期間

品種によって多少のばらつきはありますが、収穫日から5~7日ぐらいが目安です。一般的に食べ頃になると香りがして、お尻の部分に少し弾力を感じます。カットしたものは種を取ってからラップで包んで冷蔵庫へ入れます。

冷凍保存

完全に食べ頃になったメロンは冷凍保存もできます。
冷凍する場合は、皮から果肉だけをナイフで切り、一口大の大きさに切った物をラップを敷いたバットなどに並べます。
その上にラップを被せて冷凍し、凍ったらジップロックなど密封できる袋に移して冷凍室で保存します。

メロンの調理のポイント

生のままデザート

熟したメロンは特有の甘い香りも強く、みずみずしい果肉の甘さが口いっぱいに広がります。
丸くくり抜いてケーキのトッピングなどにも使います。

ピューレ

メロンのピューレでゼリーやムースなどの生菓子を作ったり、グラニテやシャーベットなどの氷菓も美味しいです。

皮を綺麗にカービング

パーティのときの器として、使ったりもします。

メロンに生ハム

オリーブオイルを垂らして盛り付けて前菜にも良いです。