三つ葉の旬

三つ葉の旬は春で、3月~4月です

若く柔らかい葉茎を伸ばす3月頃から初夏にかけてが旬の時期になります。香りもよく、シャキシャキとした食感が楽しめます。

日本での栽培は江戸時代から

三つ葉の原産地は日本や中国などで、野生種は古くから食用されていたともいわれます。日本での栽培の記録は江戸時代になってからで、「農業全書(1697年)」では栽培法や簡単な食べ方が記され、「大和本草(1709年)」ではイラストが描かれています。

各地の山野にも自生

山蕗やワラビなどと共に山菜採りで収穫できます。名前の通り、葉柄の先には三枚の葉が付いています。茶碗蒸のトッピングといえば三つ葉が使われていることが多く、日本人の好みに合っているため、洋食系のレストランでも使われるようになりました。

多くが水耕栽培

根元にスポンジが付いているものはほぼすべて水耕栽培されたものです。根元まで日光に当てるため根も青く、香りも豊か。お吸い物や丼、茶碗蒸しなどの彩りに適しています。その一方、ハウスなどで日光に当てず軟白栽培したものは、収穫時に根元をカットして
います。茎は白くて細めでやわらかく、やさしい食感と上品な香りが持ち味です。お吸い物やお正月の雑煮など幅広く使われます。

三つ葉の主な栄養成分

三つ葉は日本のハーブ

三つ葉の爽やかな香りには、クリプトテーネンやミツバエンという成分が含まれており、食欲増進を消化を促す効果があります。更に神経を安定させ、イライラを解消する効果もあります。

根三つ葉の方が豊富

切り三つ葉に比べ、根みつばの方がはるかに栄養成分量では優れています。

カリウムがたっぷり

カリウムはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。また、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります。逆に不足すると、筋肉が弱り、障害を起こすといわれています。

カロチンも豊富

βカロチンは抗発ガン作用や動脈硬化の予防で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。

ビタミンAやカリウムも

目や皮膚の粘膜を保護し、視力低下や肌荒れを防止します。

おいしい三つ葉の選び方

緑色が鮮やかで、色が濃い物を選びましょう。鮮度が落ちるに従い葉が黄色くなってきま
す。糸三つ葉と根三つ葉では風味の強さや硬さなどがかなり違います。用途によって使い
分けましょう。香りが強く、葉がみずみずしくて緑色のきれいなものを選びましょう。茎の白い部分が変色しているものは避けてください。

三つ葉の下ごしらえ&保存のポイント

冷蔵保存

濡れたキッチンペーパーなど柔らかい紙や布でくるんで袋に入れて冷蔵庫に入れておきます。乾燥を防ぐよう、袋に入れて冷蔵庫に入れましょう。

三つ葉の調理のポイント

和食の彩に

茶わん蒸しをはじめとする、さまざまな和食の彩りや味わいとして使われています。