茗荷(ミョウガ)の旬

ミョウガの旬は6月から10月です

通常6月から10月過ぎの夏から秋にかけての間が旬になります。中でも夏のものは「夏ミョウガ」、秋に採れるものは「秋ミョウガ」と呼ばれています。おおむね「秋ミョウガ」の方がふっくらとして大きいようです。

ミョウガタケはミョウガの新芽にあたり、毎年春に出ます。収穫時期は4月頃ですが、ハウス栽培されたものは11月中旬頃から出回り始め、初夏の5月頃まで続きます。最も美味しい食べ頃の旬はやはり春で、3月から4月にかけてとなります。

日本でのみ食されている

原産地は熱帯アジアとする説と日本とする説があります。インドや中国には野生種しかなく、野菜として栽培しているのは日本だけで、日本でのみ食されている数少ない野菜です。

つぼみの集まり

「花茗荷」や「茗荷の子(みょうがのこ)」と呼ばれています。花が咲く前の花穂(かすい)を収穫したもので、この花穂は、薄いりん片状の苞(ほう)が重なってできている、つぼみの集まりです。

花茗荷

6~7月に出回るやや小型の「夏茗荷」と8~10月に出回るやや大型の「秋茗荷」があります。薬味として使うほか、天ぷらや酢の物にしてもおすすめです。

茗荷竹

若い茎の部分を軟化栽培した細長いものが「茗荷竹(みょうがたけ)」です。酢の物や汁の実に使われ、その形から「筆茗荷(ふでみょうが)」とも呼ばれています。

ミョウガの主な栄養成分

アルファピネンという精油成分

ミョウガ特有の香り成分で、この成分が大脳皮質を刺激し、気分を高揚させる効用や、血液の循環を調整する作用、発汗作用や呼吸を整える働き、食欲増進があるといわれています。また、熱を静める作用もあり、夏風邪ののどの痛み、口内炎、はれもの、結膜炎などにも効用があります。

ホルモンバランスを整える効果

生理不順、更年期障害、生理痛などに良いそうです。さらに抗菌作用や消臭作用もあることが知られています。

カリウムの効能

塩分の摂り過ぎにおる、体内の余分なナトリウムを体外に排出する働きがあります。血圧を下げ高血圧の予防に役立ち、心拍数の調整や、水分の調整に作用します。胃液の分泌を活発にする作用もあり、夏バテなどの食欲減退にも効果的な効用があるといわれています。

おいしいミョウガの選び方

ハリがあり、丸みのある実で、重みが感じられるものが新鮮で美味しいです。先の方が閉じているものを選びましょう。色ツヤの良いものを選び、つぼみがあったり、花が開いたもの、触った時に、ふかふかとして柔らかいもの、傷のあるもの、大きすぎるみょうがは避けましょう。

ミョウガタケは新鮮で、刈り取られた根元の部分が白く綺麗なものを選びます。表面に張りと艶がある物がいいです。紅色が付いたもの方が見た目が美しく、色が付いていないものは価値が下がってはしまいますが、味的にはほとんど違いはないと思って良いでしょう。

ミョウガの下ごしらえ&保存のポイント

冷蔵保存

濡らした新聞紙・キッチンペーパー等に包んで、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存します。(保存期間:3~4日)

タッパーなどにミョウガと水を入れ、ミョウガが水に漬かるようにして冷蔵庫で保存します。(保存期間:2~3日に1度水をかえれば、1週間以上保存できます。)

冷凍保存

フリージングバッグ等にいれて冷凍庫で保存できます。丸ごとでも、刻んでも、どちらでもOKです。使いたいときは自然解凍で。味噌汁などに使う場合は、凍ったまま入れても大丈夫です。(保存期間:1~2ヶ月)