菜の花の旬

菜の花の旬は、1月から3月です

図鑑には掲載されていない?!

菜の花とは、アブラナ科アブラナ属の花の総称で、特にアブラナまたはセイヨウアブラナの別名として用いられています。
一般的に使用されていますが正式和名ではありません。

地中海が起源

日本には弥生時代に中国から伝わってきたといわれています。採油を目的として栽培されるようになったのは16世紀頃で、菜種油の原料としてその種子のみが用いられていました。
江戸時代に、中国で葉物野菜やザーサイの様に茎を食用として改良された物が日本に渡来し、現在のように食べられるようになったのは明治時代以降といわれています。
食用の菜の花は、花が咲く前に収穫し、やわらかな茎と葉、そしてつぼみの部分を丸ごと味わう野菜です。

園芸品種もある

寒中の最中から春遅くまで咲き続ける、優秀な園芸品種としても楽しまれています。観賞用の切り花としての需要も多いですが、切り花として売られているのは西洋油菜(セイヨウアブラナ)の園芸品種です。

菜の花の主な栄養成分

栄養価が高い

ビタミン類やミネラルが豊富で、中でも、ビタミンC、 カルシウムを多く含んでいます。 カルシウムはほうれん草の数倍とも言われています。独特の苦味、香りがあり、特徴の一つです。栄養素 カロチン、ビタミンB1、2、C、E、鉄、カルシウム、カリウム、食物繊維それぞれの栄養素が豊富にバランスよく含まれていて、栄養価の高い野菜です。

カロテン、ビタミンC、カルシウムに期待

カロテン、ビタミンCが、免疫力を高め、風邪を予防し、カルシウムは、肩こり、イライラ、骨粗しょう症も予防するといわれています。水溶性なので、ゆで過ぎたり、水にさらし過ぎるとビタミンCが流れ出してしまいます。また、加熱により、カロテンもやや減少しますが、油脂と一緒にとるとカロテンの吸収率が高まります。

おいしい菜の花の選び方

購入時はつぼみがかたくしまっていて、茎がピンとしているもの、葉の色が鮮やかな緑のものを選びましょう。
切り口が乾燥しているもの、変色しているもの、つぼみが黄色くなっているものは避けましょう。

つぼみのおいしさを味わう野菜であるため、花が咲いてしまうと茎が筋っぽくかたくなり、食感も風味も格段に落ちてしまいます。もちろん、食べられないことはありませんが、購入後はできるだけ早く食べきるのがベター。花が咲いた後のものは食用には不向きです。

菜の花の下ごしらえ&保存のポイント

冷蔵保存

花のほうに栄養を送るので枯れやすいため、畑でとった場合でも普通の青菜に比べると半分くらいの日持ちです。買ったものだと、数日で悪くなることもあります。
保存する場合は乾燥しないように湿らせたペーパーなどでくるんでからビニール袋に入れ冷蔵庫の野菜室で保存します。

冷凍保存

食べる分量に小分けして、硬めにゆでて冷凍保存します。調理する時は、自然解凍します。

菜の花の調理のポイント

おひたしや和え物、煮びたしといった和風のおかずはもちろん、中華風の炒め物や洋風のパスタソースなどにもよく合います。

調理時間を変える

葉先と茎の部分を時間差で調理しましょう。