にんにくの芽の旬

にんにくの芽の旬は5~6月初旬です

国産のにんにくの芽が市場に出回ることはほとんどありません。にんにくの芽の約99%は中国産です。

芽ではありません

にんにくの「芽」という呼び方をしているので勘違いしやすいのですが、芽の部分を食べている訳ではありません。

にんにくが花をつけるために伸ばす「花茎」と呼ばれる部分がにんにくの芽の正体です。
にんにくは、たまねぎなどと同じように球根(鱗茎)の部分を食用とします。にんにくは、春になると茎がグングンと伸ばし、やがて花を咲かせます。植物が花を咲かせるためには、たくさんのエネルギーを必要とします。花を咲かせるためのエネルギーを球根に蓄えておくために、花茎の部分を先に摘み取ります。この作業で摘まれたものが、「にんにくの芽」なのです。

国産のものはほんのわずか

国内のにんにくのほとんどが、青森県などで栽培されている「福地ホワイト六片種」で、長く太い花芽が真っ直ぐに伸びる品種ではありません。短くひょろっとしていて、頭に蕾がついています。主に道の駅や産地の直場所などで扱われています。
スーパーなどで売られているもののほとんどは中国産で、にんにくの芽用に品種改良されたものです。

にんにくの芽の主な栄養成分

β-カロテンでビタミンAを補給

生にんにくには含まれないビタミンAを摂取することもできます。ビタミンAは、視覚の生理現象に関わり、皮膚や粘膜の正常化のために働きます。また、油との相性がよく、いっしょに調理することで体内への吸収率が高まります。にんにくの芽はにおいがやわらかく、たくさんの量を食べやすいので効率よく摂取することができます。

カルシウムとビタミンC

生にんにくに比べて、カルシウムやビタミンCが豊富に含まれています。
免疫力を高め、風邪などの予防や美肌対策にも効果的です。また、骨粗しょう症の予防にも効果があります。

おいしいにんにくの芽の選び方

緑色がみずみずしく鮮やかなものを選びましょう。茎がやわらかく弾力性が感じられるものがよいです。
切り口が茶色く傷みはじめていたり、全体に黄色みを帯びているものは鮮度が落ちています。

にんにくの芽の下ごしらえ&保存のポイント

乾燥しないようにポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。できるだけ早めに食べ切りましょう。