パセリの旬

パセリの旬の時期は春の3月から5月頃までと秋の9月から11月頃が葉が柔らかく美味しい時期となります

春のは葉がやわらかく、香りがよい。ちぢれ葉種(カーリー)に加え、香りの強い、平葉種のイタリアンパセリも普及しています。日本の気候では春か秋に種を蒔き、春の3月頃から11月頃にかけて収穫することができます。家庭でもプランターで作れ、種を蒔いてから約1ヶ月で収穫できるくらいに育ちます。

ギリシャ語で「石」や「岩」を意味する「パセリ」

ギリシャで「パセリ」を「岩場のセロリ」と呼んだのは、地中海海岸の岩場に多く自生しているのが発見されたからだといわれています。和名はオランダゼリ(和蘭芹)、フランス語名はペルシ (persil)、漢名は香芹(こうきん)といいます。

世界で最も使われているハーブの1つ

古代ローマ時代より料理に用いられていました。地質や気候への適応性に優れているため、世界中で栽培されています。弱点は乾燥に弱いこと。葉が縮れは品種改良によって生み出されたもので、自然界では不利な形質だといわれています。

パセリの主な栄養成分

豊富なβカロテン

β-タカロチンは抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。

アピオールという精油成分

パセリ特有の香りは、アピオールなどの精油成分によるもので、口臭予防、食欲増進、疲労回復、食中毒予防効果などがあるとされています。

ビタミンKが豊富

パセリはあらゆる生鮮食品の中で最も多くビタミンKを多く含んでいます。ビタミンKは
体内でも作られますが、カルシウムを骨に定着させる働きの他、血液を凝固させる成分の合成にも関わっています。

ビタミンEも野菜の中ではトップクラス

ビタミンEはカロテンなどと同じく、強い抗酸化作用があり、活性酸素を抑え体内の不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きがあるので、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防に役立っていると考えられています。

鉄分をはじめ、カリウムなどミネラル、ビタミンCも豊富

カリウムも野菜の中ではトップクラス。ビタミンCも野菜の中で赤ピーマンやメキャベツ、なばな、に次いで沢山含まれています。鉄を多く含んでいるので、貧血に効果があります。食後に食べれば口臭を消してくれます。

おいしいパセリの選び方

葉の先が内側に巻いていて、縮みが強く緑色の濃いものを選びましょう。黄色っぽいものや花が咲いたものは葉が固いので避けましょう。茎は葉先までシャキッとしているものを選び、茎がヘナヘナしているものや葉先が黄色くなったものは避けましょう。

パセリの下ごしらえ&保存のポイント

料理のつけ合わせとして用いられますが、さっと油で揚げるなどすれば苦みが薄れ食べやすくなります。みじん切りにする時は水気をよく切ってください。刻んで水にさらすと薬効成分が損なわれてしまいます。コップに水を入れて、さしておくと多少日持ちしますが、みじん切りにして乾燥させるか、冷凍するとよいでしょう。

パセリの調理のポイント

パセリバター

パセリを細かく刻んで柔らかくしたバターと練り混ぜるだけ。バターは有塩、無塩どちらでも大丈夫です。一旦冷蔵庫で冷やし固めてから、使いやすいサイズにカットして冷凍保存しておけば長期保存も出来き、使いたい時すぐに取り出せて便利。魚料理のソースやスープに加えても美味しいです。みじん切りにしたニンニクも加えて作るとエスカルゴで使うエスカルゴバターとなります。