ロブスターの旬

ロブスターの旬は、4月後半~6月と、12~1月の年2回です

アメリカ、カナダ東海岸のロブスターは、漁の時期が定められています。

「オマール」はハンマーの意

ロブスターという呼称は英語の「lobster」に由来します。フランス語では「homard(オマール)」と呼ぶことから、食材としては「オマール」「オマール海老」とも呼ばれています。
前脚の1対がとても大きな鋏となっているのが特徴で、この大きな鋏がハンマーのように見えることから、ハンマーの意の「オマール」と呼ばれるようになりました。
この鋏はもっぱら威嚇に用いられ、生活孔を掘ったり、エサを獲ったりするのは、口元の小さな顎脚を使います。
アメリカ東海岸や、ヨーロッパの地中海から北欧ノルウェー近辺、南アフリカ地域に分布していて、体色は生息地によって異なり、青、赤褐色、灰色、クリーム色などさまざまです。
非常にどう猛な性格で、仲間同士で傷つけあうこともあるため、水揚げされたロブスターは、すぐに鋏をバンドで固定されます。

フランス産が最高峰

日本に輸入されるロブスターのほとんどはカナダ産で、ヨーロッパ産のものは数が少なく高価になります。とくに、フランスのブルターニュ地方、ノルマンディー地方で獲れる青みがかった体色の「オマール・ブルトン」、「オマール・ブルー」と呼ばれるものは、味も香りもよいため、最高峰と位置づけられています。

ロブスターとイセエビの違いって?

ロブスターとは、エビ目ザリガニ下目アカザエビ科(ネフロプス科)ロブスター属に分類される、甲殻類2種類を指します。
一方のイセエビは、エビ目イセエビ下目イセエビ科に属するエビの一種です。
もっとも大きな違いは、鋏の有無。イセエビには鋏がなく、殻全体に棘状の突起があります。ロブスターは、ザリガニ類の例に漏れず、第一歩脚が強大な鋏脚となっていて、体に棘はなくツルッとしています。体色は、イセエビのほうが赤味が強く見えます。
ロブスターの食感は弾力があってプリプリッとしていて、イセエビはロブスターと比べるとやわらかめです。

ロブスターの主な栄養成分

美容に最適!

たんぱく質が豊富で脂質が低いので、ダイエットに最適の食品といえます。

現代人に欠かせない栄養素、タウリン

遊離アミノ酸の一種「タウリン」が多く含まれています。
血圧を正常に保ち、脳血管疾患や心疾患の予防、疲労の軽減、肝細胞の再生を促進するほか、インスリンの分泌を促進して糖尿病を予防します。
さらに、タウリンには総コレステロール値を下げ、善玉コレステロールを増やす働きがあります。

ガン抑制効果が期待されるセレン

セレンは、カルシウムやナトリウムと同じミネラルの一種で、ビタミンEと類似した効用をもつ成分です。セレンには、ビタミンEの30~40倍の効力があり、最近の研究では、その高い抗酸化作用や細胞の損傷を防ぐ働きによって、ガン予防にも効果があることがわかってきました。