サヨリの旬

サヨリの旬は3~5月です

ニシンなどと同じく春告魚といわれています。

トビウオやサンマなどの仲間

サヨリ科の仲間は世界に85種、日本には、クルメサヨリ、トウザヨリ、ホシザヨリなど11種が分布しています。日本各地から朝鮮半島沿岸、黄海までで、沿岸や内湾に生息しています。

名前の由来

海面を群れで素早く泳ぐことから、サワ(沢山:たくさん)とヨリ(寄り集まる)からワがとれてサヨリとなった説や、サヨリが細かく剥がれやすいウロコを持つので、細鱗(サイリ)がサヨリに変化した説など諸説あります。

流麗な泳ぎ方

細身で流線形のサヨリは群れを組み、水面下を矢の様に走るように泳ぎます。その有様は素晴らしく、一度見たらサヨリの魅力にはまる方もいるくらいです。流麗な姿と、脂肪が少なく淡白な味と身の美しさ、そしてその動き、三拍子揃ったサヨリは「魚界の麗人美人
ともいわれています。

サヨリの主な栄養成分

低脂肪、高タンパク

すぐれた健康食といわれています。

DHA、EPAやナイアシン、亜鉛が豊富

DHA、EPAは、癌予防やコレステロール減少効果、高血圧・動脈硬化予防の働きがあるといわれています。アレルギー症状や老人性認知症の改善にも有用とされています。亜鉛は体の免疫機能を向上する働きがあります。また、味覚の正常化を維持する働きもあるといわれています。

二日酔い予防、ナイアシン

ナイアシンは脂質や糖質、たんぱく質の代謝に不可欠なビタミンです。血行を促進し、脳神経の働きをよくするほか、脂質・糖質の代謝が促進され、二日酔いを防いでくれる効果があるといわれています。

おいしいサヨリの選び方

長く伸びるくちばしの下側が、赤い物が新鮮。背びれや尾ビレが乾いてないものが良いでしょう。体がしまって硬く、うろこが剥がれていない、目が澄んでいて、腹膜が黒いほど鮮度がいいです。

サヨリの下ごしらえ&保存のポイント

鮮度が落ちやすいので、購入後すぐにワタを出し、洗って水気を切り、塩水に数分浸してキッチンペーパーなどで包んでラップをかけ冷蔵庫に入れます。身が薄いので、塩水はあまりきつくなり過ぎないよう軽めで良いでしょう。

冷蔵保存

適切な下処理をした後、ラップをして冷蔵庫へ(保存期間:生は冷蔵庫で1~2日程度(干物にすれば長期保存が可能)

サヨリの調理のポイント

刺身

長い姿を生かした、作り身の楽しみが味わえます(糸作り、蕨手作り等)。

立て塩で〆て鮨種

和え物やサラダにも合います。刺身も立て塩で下ごしらえをすると甘さが引き立ちますが、生食の時は、必ず皮を頭の方から剥く事を忘れずに、酢〆の時は〆てから剥きます。

椀種、蒸し物

さっぱりとした味を生かすにはよい料理法です。

焼き物、揚げ物

長さを生かした巻物で和風、洋風の料理が出来ます。加工品として一夜干し、干物も美味しいです。