シャコの旬

シャコの旬は、3~5月と、9~11月の年2回です

「カツブシ」と呼ばれる子が入ったメスが珍重されます。

海のボクサー

シャコの外見は、同じ甲殻類であるエビ類に似ていますが、生物学上の分類からみると、両者の類縁関係はかなり遠いことがわかります。シャコの属する口脚類は、さまざまな原始的な特徴を保持しています。
シャコの英名は「mantis shrimp=カマキリエビ」。この名のとおり、シャコの前から2番目の足は大きく、カマキリの鎌のような形をしています。この部分がハンマー状になっている種類もいて、貝などを叩き割って食べます。水槽に入れて飼育していると、水槽のガラスを叩く音が聞こえるそうです。

珍味「シャコツメ」

鎌のような形をしている捕脚の殻の中の肉のことです。
もともとは、寿司ダネ用として加工した身を出荷した後、残った殻の中から食べられる部分を取り出して、漁師たちが酒の肴にしていたようです。相当な手間がかかる上に、1匹のシャコから小さなツメ肉が2つしかとれない貴重な部位。酢の物にしていただくと、上品なカニ肉のような味わいだとか。シャコも、近年漁獲量が減っています。幻の味になってしまう前に、ぜひ食してみたいものです。

シャコの主な栄養成分

コラーゲンがたっぷり

シャコにはコラーゲンが豊富に含まれています。美肌効果も期待できますね。

良質のタンパク質

エビやカニよりも良質なタンパク質を含んでいます。
また、肝臓の機能を強化、回復する働きのあるベタインという成分を多く含んでいます。ベタインは旨み成分としても作用するので、シャコ独特の風味はこの成分に由来しているのかもしれません。

タウリンが豊富

シャコは、コレステロール値を下げるアミノ酸の一種のタウリンが豊富で、動脈硬化など生活習慣病の予防に効果があります。

ビタミンEの補給にも

糖質をエネルギーに変える働きや、ストレス解消などに役立つビタミンEを多く含んでいます。

おいしいシャコの選び方

一般的に売られているのはゆでたシャコです。身のハリがよく、表面につやがあり、水分の出ていないものを選びましょう。