シークヮーサーの旬

生食用のシークヮーサーは、12月下旬から2月末が旬です

シークワーサーは収穫時期によって用途が変わり、8、9月の青切り物は「酢の物用」、10月から12月中旬までは「原液ジュース用」、12月下旬から2月末までは黄色く熟したものが「生食用」で出荷され出回るようです。

サイズはカボスと同じくらい

シークヮーサーの果実は、3~4cmくらいで、カボスと同じくらいの大きさです。青切りという未熟な青い状態のまま収穫されています。まるでレモンのような、さわやかな酸味が特徴です。ジュースや料理に使われています。

完熟すると、より甘く

完熟したシークヮーサーは、果皮が黄色く変化し、糖度が上がって甘酸っぱくなります。ジュースや料理など、青切りのものとは違った味覚として使われています。

沖縄から台湾にかけて自生

ミカン科の果実で、標準和名はヒラミレモン(平実レモン)といい、シークヮーサーという名称は沖縄での呼び名です。沖縄の方言で、「シー」がすっぱい物、「クヮーサー」は食べさせるものや食べ物を指しているためこのような名前になりました。

種類は約100種類以上も

シークヮーサーの皮は薄く、一般的には、種が中にたくさんありますが、中には、種無しの品種もあるといわれています。産地によりいろいろな名称が付けられていたり、品種改良もされているため、種類は約100種類以上だといわれています。

沖縄県がトップ

主な産地は沖縄県で、次いで鹿児島県が2トップになっています。和歌山県でも生産されています。

シークヮーサーの主な栄養成分

ビタミンB1、ビタミンC、クエン酸、レシチン、ノビレチンなどを多く含みます。

ノビレチンの効果

シークヮーサーにはフラボノイドの一種の「ノビレチン」が、他の柑橘類と比べても格段に多く含まれています。シークヮーサーに含まれている「ノビレチン」の含有量はカボスの3倍、温州みかんの11倍、グレープフルーツと比較した場合267倍、特に皮には400倍もあるということです。
ノビレチンの主な効果は、血圧上昇抑制、血糖値上昇抑制、動脈硬化予防、脂質代謝改善効果、ニキビ予防、新陳代謝促進・血液循環促進、アルツハイマー病などの認知症、記憶障害の改善、リウマチ、関節症の改善、ガン細胞の増殖抑制効果、コレステロール値低下などがあります。

クエン酸も豊富

クエン酸は、疲労回復に大きな効能を持つ栄養で、肩こりや腰痛、冷え性を改善する効果、キレート作用、肥満や生活習慣病を予防する効能などがあります。

レシチンも入っています

レシチンは「脳の栄養素」とも呼ばれ、記憶力をアップする効能や認知症・アルツハイマー病の予防効果が期待できます。
ほかにも、動脈硬化を予防する効果、肝機能を高める働き、肌荒れやニキビ予防などの効能があります。

おいしいシークヮーサーの選び方

シークヮーサーは、収穫時期によって酸味や甘みのバランスが違います。刺身や料理の酸味付けに使うときは青いものを、生のままミカンのように食べるときは、黄色く熟したものを選びましょう。

シークヮーサーの下ごしらえ&保存のポイント

冷暗所保存

生のシークヮーサーは、湿気の少ない涼しい場所で保存できます。保存期間は約2週間です。

冷蔵保存

暑い場合は、乾燥しないようビニール袋に入れ、冷蔵庫で保存しましょう。

冷凍保存

長期保存する場合は果実を丸ごと冷凍し、保存袋などに入れて冷凍しましょう。使うときは自然解凍します。半年くらい保存できます。
果汁を絞り、製氷皿などに流し込んで凍らせたものを、保存袋に入れて冷凍保存もできます。

シークヮーサーの調理のポイント

薬味として

カボスやスダチと同じように、青切りの酸味が強いものは、刺身や焼き魚にかけたり、酢の物にしたり、醤油と合わせてお鍋のポン酢の代わりに使ったりします。

完熟したものは生食に

黄色く熟したものは、酸が抜けて甘くなり、生で食べても美味しいです。

果汁を絞ってジュースやお酒に

果汁を絞ってジュースにして飲んだり、焼酎、ウイスキーなどの酒に加えても美味しいです。