白エビ(シラエビ)の旬

白エビの旬は4月から7月です

旬は4~7月ですが、漁がおこなわれるのは4~11月です。
傷みやすいため、水揚げ後、すぐに冷凍されるので、一年中、おいしいシラエビが食べることができます。

「シロエビ」ではありません

漁場の富山県で「白えび(シロエビ)」と呼ばれることが多いのですが、正しくは「シラエビ」です。「シラエビ」はオキエビ科に属するエビの一種で、標準和名の「シロエビ」はクルマエビ科、エビの分類上でもまったく別系統の種類を指します。

富山湾の宝石

1996年に、ブリ、ホタルイカとともに「富山県のさかな」と指定されました。なかでもシラエビは、その透明で美しい姿から「富山湾の宝石」と呼ばれています。
シラエビは、日本沿岸の固有種で、日本海側では富山湾、太平洋側では遠州灘、駿河湾、相模湾に分布しますが、漁業が成り立つほど漁獲できるのは富山湾のみです。富山湾では、神通川や庄川が流れ込んだ先に「藍瓶(あいがめ)」と呼ばれる海底谷があり、そこにシラエビが集まっているためです。水深100~600mの深海に生息するシラエビにとって、格好の住処となっているのです。

新たな富山の名物に

シラエビは、生のものは傷みが早いため、以前は富山県周辺でしか入手できませんでした。21世紀に入って流通網や冷凍技術が発達したことにより、生身での流通もある程度可能になりました。
また、殻をむきにくいのが難点でしたが、一度冷凍するとむきやすいことがわかり、食材として見直されはじめました。
富山県では、「白えび天丼」「白えびせんべい」「白エビバーガー」など多くの商品が開発され、新たな富山の名物となっています。

シラエビの主な栄養成分

殻にも栄養たっぷり

殻にはキチンという不溶性食物繊維が含まれています。便秘の予防、改善に役立つだけでなく、大腸ガンの予防やコレステロールを体外に排出する働きがあります。
はたらきなどもあるとされています。
また、かき揚げなどで殻ごと食べると、カルシウムやマグネシウム、リンなどのミネラルがたっぷり摂れますので、骨粗しょう症の予防や、イライラの解消などにも効果があります。

低脂肪高タンパク

エビは脂肪分が少なく、良質のタンパク質が豊富なヘルシー食材です。

タウリンが豊富

タウリンは、脳卒中、高血圧、心臓病の予防や、疲労回復、視力回復に効果的な栄養素です。

おいしいシラエビの選び方

透明感のあるものを選びましょう。黒く変色しているものは避けてください。