そら豆の旬

そら豆の旬は4月から6月にかけてです

露地物のそら豆は、通常秋に種をまき、春に花を咲かせて5月頃収穫されます。

そら豆の名前の由来

天に向って実る所から空豆と呼ばれるようになった説、さやの形がカイコの繭に似ているところから名付けられた説が一般的です。

そら豆は6大食用豆

大豆、落花生、エンドウマメ、インゲンマメ、ヒヨコマメと共に6大食用豆と呼ばれています。チグリス・ユーフラテス河流域からエジプトで4000年以上も前から食用として栽培されていました。日本には奈良時代に伝えられました。

未熟豆と完熟豆

そら豆は完熟したものを乾燥させて使う種実用と、未熟なうちに収穫する青果用とがあります。
種実用は黒っぽく、煮豆やおたふく豆、甘納豆などにします。

イタリアでは生で食べる

イタリアでは5月に瑞々しいそら豆が市場に出回ります。生のそら豆にペコリーノチーズを合わせてポリポリ食べるのがイタリア流で、冷やされた白ワインに「生のそら豆&ペコリーノチーズ」は、この季節のイタリアの定番のおつまみです。

そら豆の主な栄養成分

植物性たんぱく質

大豆に代表されるように、植物性たんぱく質を豊富に含んでおり、そら豆もそのひとつです。

カリウムが豊富

ナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。

ミネラルも豊富

マグネシウム、リン、鉄分などのミネラルを豊富に含みます。マグネシウムは血圧を調整する働きや、骨の成分でもあり、イライラの解消にも効果があるそうです。

ビタミンB群がたっぷり

消化液の分泌を促すビタミンB1や粘膜をつくるビタミンB2、血行をよくしたり、エネルギーの代謝を促すナイアシンなどのビタミンB群が豊富です。

疲労回復のためにビタミンC

ビタミンCも含んでいます。風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があります。

おいしいそら豆の選び方

さやの緑色が鮮やかで艶があるものを選びます。茶色くなっているものは鮮度が落ちていると考えて良いでしょう。ふっくらと膨らみ、触った時にしっかりと弾力があり、持った時に重みを感じるものを選んでください。さやから出して売られているものは手間は省けますが、その分劣化が早いでしょう。

そら豆の下ごしらえ&保存のポイント

冷蔵保存

・そのまま保存
サヤから出してしまうと急激に劣化しますので、サヤから出さずにそのまま保存しましょう。切り込みを入れるのは、加熱する直前が良いでしょう。ビニール袋やジップ付き袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存します。(保存期間:1~3日程度)

・茹でてから保存
1分程茹で、ザルにあげてあら熱をとります。ジップ付き袋やタッパーに入れて、冷蔵庫で保存します。(保存期間:1~2日程度)

冷凍保存

・そのまま保存
そら豆をサヤから出して、黒い部分に切り込みを入れます。フリーザーバッグに入れて空気を抜いて冷凍保存します。使用する際は、電子レンジで加熱するか、茹でて使用してください。

・茹でてから保存
1分程茹で、ザルにあげてあら熱をとります。バットなどに並べ、冷凍庫で一気に冷やして凍らせます。凍ったら保存袋などに入れて冷凍保存します。(保存期間:1か月)

そら豆の調理のポイント

茹で方

さやから中の豆を取り出し、豆の黒い筋の部分に、ナイフの手もとの角で少し切り込みを入れておくと後で皮を剥きやすくなります。鍋にたっぷりの水と2%ほどの塩(水1Lに対し塩20g)を入れ沸騰させ、1分半程茹でたら取り出し、ザルに揚げます。そのまま、うちわであおぐなどして冷ました方が水っぽくならず、美味しく茹であがります。