ソウダガツオの旬

ソウダガツオの旬は、11~2月です

脂が十分にのった晩秋から冬にかけては、特にヒラソウダの刺身がおいしい時季です。
また、生後1年未満の幼魚を、土佐では「新子」、鹿児島では「新前」と呼び珍重します。この時期はまだ血合いもそれほど発達していないので刺身で食べられていますが、この「新子」「新前」の旬は8~9月となります。
漁獲量が多いのは、ソウダ節の産地として有名な高知県、次いで富山県、宮崎県、静岡県となっています。

サバに似ているカツオ

ソウダガツオと、名前に「カツオ」がついていますが、サバ科ソウダガツオ属の魚で、背中に縞模様がり、外見はサバによく似ています。
メヂカ、スマガツオ、ローソクなど、地方によって呼び名がいろいろあります。
ソウダガツオには、マルソウダとヒラソウダの2種類がいます。両方とも暖かい海にすみ、日本では高知、九州、相模湾などで多く獲れます。

ソウダ節の原料に

ソウダガツオはソウダ節の原料として使われます。血合いが多いので味、香りともに濃厚で、特に蕎麦のつゆに用いられることが多く、旨みとコクのある出汁がとれます。

ソウダガツオの主な栄養成分

DHAとEPA

ソウダガツオにはDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)がたっぷり含まれています。DHAは脳の働きを活性化し、EPAは血液をサラサラにする働きがあります。

肝機能を高めます

タウリンも豊富に含まれており、肝機能を高める働きがあります。

骨を丈夫に

ソウダガツオに含まれているビタミンDの量はカツオの2倍以上で、カルシウムやリンの体内への吸収を助けるとともに、骨の形成を促します。

ビタミンB群もたっぷり

ソウダガツオには、野菜や果物などからはほとんど摂取できないビタミンB12をはじめ、他のビタミンB群も多く含まれています。
ビタミンB12は水溶性ビタミンの一つで、悪性の貧血に有効なビタミンとして知られています。葉酸といっしょに働き、赤血球中のヘモグロビンの生成を助けています。また、脳からの指令を伝える神経を正常に保つ役割もあります。

おいしいソウダガツオの選び方

ソウダガツオは、サバなどと同じようにとても傷みが早い魚で、鮮度が落ちるとヒスタミン中毒を起こしやすくなります。買う場合は鮮度のよいものを選ばなければなりません。
魚体を指で押してみて硬く張りがあり、目が黒々としていて、斜めにすかして見たときに中の水晶体が透明なもの、エラの内側の色が鮮やかなもの、あるいは薄いピンク色のものを選びます。
活け締めされたもののほうが鮮度が落ちにくいので、エラの後ろと尾の付け根あたりに切り込みがあるかチェックします。