冬瓜(トウガン)の旬

冬瓜(トウガン)の旬は7月~9月です

冬の瓜と書きますが夏の野菜

元々の名称は「冬瓜」を音読みした「とうが」で、これが転じて「とうがん」となりました。「冬瓜」の表記は、果実を丸のまま冷暗所に置けば、他のウリ類がなくなる冬まで保存できることに由来しています。

原産はインド、東南アジア。日本では平安時代から栽培されています。
実は大きいもので、短径30cm、長径80cmほどにもなります。

冬瓜(トウガン)に霜?

江戸時代に著された『和歌食物本草』に、「冬瓜は、霜ふりて後食すべし」とあるそうです。これは、冬瓜が熟すと皮の表面に霜のような白い粉(ブルーム)がふくことを指しており、霜はおいしさの印でした。近年、多く出回っている冬瓜は、白い粉が出ない琉球種が主流です。

4月10日は「とうがんの日」

沖縄方言の「シブイ」の4と「トウガン」の10という語呂合わせから生まれた「とうがんの日」。沖縄県内でもっとも出荷量が多い宮古島市では、4月10日を「とうがんの日」とし、冬瓜の消費拡大キャンペーンを行っています。

薬用にも

漢方では、身体を冷し、熱を冷ます効果があるとされています。種子は冬瓜子(とうがし)、白瓜子(はくかし)、冬瓜仁(とうがにん)などと呼ばれ、利尿剤などとして用いられます。

冬瓜の主な栄養成分

カリウムの補給に

カリウムには体内の塩分バランスを保ち、血圧の上昇などを抑えるといった働きがあります。また、利尿作用もあるので、体のむくみを改善・予防することにも効果を発揮します。

ビタミンCがたっぷり

ビタミンCは、肌の健康を維持し、風邪などに対する抵抗力を高めます。

おいしい冬瓜の選び方

皮の表面に傷や傷みがなく、濃く鮮やかな緑色をしているもので、持ったときにずっしりと重いものを選びましょう。
カットされているものは、切り口がみずみずしく真っ白で、種の周囲までしっかりと実が詰まっているものを選びます。種の周りがスカスカしているようなものや、茶色っぽく変色しているものは避けましょう。

冬瓜の下ごしらえ&保存のポイント

まるのまま

風通しのよい冷暗所に保存します。(保存期間:2~3か月)

冷蔵保存

カットしたものは、中心のワタの部分から傷みはじめますので、種とワタを取り除き、ラップでしっかりと包みます。冷蔵庫で保存し、早めに食べきりましょう。
また、下茹でして密封容器に入れて保存しておくと、汁物の実としてすぐに使えて便利です。(保存期間:4~5日)