豆苗(とうみょう)の旬

豆苗の旬は、3~5月です

スプラウトの豆苗は通年安定して流通していますが、本来の豆苗の旬は、3~5月です。

中国料理に欠かせない食材

本来の豆苗とは、エンドウが発芽し、本葉が出て、ある程度の大きさになった芽の先端を摘み取って食用にするものです。名前の通り、豆の苗ですね。中国では古くから食材として収穫され、手間がかかることから高値で取引されていました。

スプラウトとしての豆苗

日本では、キヌサヤエンドウやサトウエンドウなどを水耕栽培し、発芽したての根つきの若芽、いわゆるスプラウトが豆苗として流通しています。
スプラウトは植物工場で栽培されます。温度や水の量などのコントロールがしやすく、虫もつかず、生産管理が行き届いています。台風や寒波など自然環境に影響されることなく、必要に応じて生産出荷されますので、価格の変動がありません。サイフにうれしい野菜です。

コスパ最強の野菜

根つきの豆苗は、豆の部分より上でカットして使います。豆が残った状態の根の部分を水を張った容器に入れ、毎日水を交換してあげるとまた芽が伸びてきます。こうすると、もう1~2回収穫できます。

豆苗(とうみょう)の主な栄養成分

ホウレンソウを上回るβ-カロテン

ホウレンソウよりもβ-カロテンが多く、100g中に4700μgも含まれています。β-カロテンは抗発ガン作用や動脈硬化の予防で知られていますが、そのほかにも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、さらに喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。

ビタミンB群がとても豊富

ビタミンB群は、身体の中で新陳代謝の働きを助けます。

ビタミンKや葉酸も豊富

ビタミンKはカルシウムを骨に定着させる働きがあり、血液を凝固させる成分の合成にも関わっている栄養素です。
また、葉酸はDNAの合成や調整に深く関わっており、正常な細胞の増殖を助ける働きがあります。妊娠前後の女性にとっては、胎児の成長に大量に必要とされるので、普段の必要量の約1.7倍摂取する必要があるといわれています。

おいしい豆苗(とうみょう)の選び方

葉の色が濃い緑のものを選びましょう。
根からカットしてあるものは、切り口が茶色くなっていないものを選びましょう。

豆苗(とうみょう)の下ごしらえ&保存のポイント

未開封の場合は、葉を上にして立てた状態で、冷蔵庫の野菜室で保存してください。また、開封後はポリ袋に入れて軽く袋の口を閉じ、立てた状態で冷蔵庫の野菜室で保存します。
カットした葉と茎の部分は、葉を傷めないようにふんわりと容器に入れ、冷蔵室で保存し、早めに使い切りましょう。(保存期間:2~3日)