ワカメの旬

地域によって差はありますが、ワカメは春先に旬を迎えます

日本各地の沿岸に生育しているワカメは、南方の暖かい地方から収穫が始まります。
旬のワカメは脂がのっていて、とても良い香りを放ちます。

「海の野菜」と呼ばれている

海藻の一種で、食物繊維やミネラルを豊富に含みます。北海道から九州の日本各地、世界では北部太平洋・西部太平洋の海の岩礁や砂地に生育しています。

主に食べているのは葉の部分

根、メカブ、中肋(ちゅうろく)、葉の部分からなり、一般的に食用として親しまれているのは葉の部分です。
メカブは酢の物やメカブトロロとして、中肋部分はクキワカメと呼ばれ、つくだ煮や漬け物に加工されます。

太古から親しまれている海藻

万葉集などにも「め」または「めのは」の名でワカメが記載されています。昔は、ワカメが租税対象として使われていました。乾燥させて長期保存できるので、戦国時代や江戸時代には軍事食などにも使われました。

5月5日はワカメの日

1983年、日本ワカメ協会が、子供の成長とワカメが大きく結びついているとして、5月5日のこどもの日をワカメの日に選んだといわれています。

地方名がつけられた地方品種がたくさん

ワカメは生育する地域が変わると、ワカメ自体も異なる特徴を持ちます。例えば、三陸ワカメ・鳴(糸)ワカメ・三浦ワカメ・利尻ワカメ・渡島ワカメ・佐渡ワカメ・能登ワカメ・越前ワカメ・伊豆ワカメ・師崎ワカメ・三重(伊勢)ワカメ・島根(板)ワカメ・対馬ワカメ・国東ワカメ・五島ワカメなどです。

ワカメの主な栄養成分

水溶性食物繊維のアルギン酸など

体の機能調節や機能維持に欠かせないミネラルをはじめ、カロテン、カルシウム、フコイダンなどが含まれており、健康効果が期待できます。海藻特有のネバネバ成分のもとである水溶性食物繊維のアルギン酸にはカリウムとナトリウムのバランスを調節する働きがあります。

髪や爪、肌を健康に

ワカメに含まれるミネラルのひとつであるヨウ素が、新陳代謝に必要な甲状腺ホルモンの働きを助けます。新陳代謝が活発になるため、髪や爪、肌を美しく保つことができます。

骨粗しょう症を予防

ワカメには骨や歯を丈夫にするカルシウムが含まれています。カルシウムが不足すると骨密度が低下し、骨折しやすくなったり、血行と血液の状態にも影響を与え、高血圧や動脈硬化の原因にもなるといわれています。

おいしいワカメの選び方

2月頃から冷たい海底にワカメが育ち始め、晩冬から初春が旬のワカメは、若芽、若布の字の通り大きくなり過ぎる前の小ぶりのものが柔らかくて美味しい。こりこりとした歯応えとつるりとした滑らかな口当たりの初春のワカメは特におすすめです。

ワカメの保存のポイント

生のまま乾燥させる

完全に乾燥させるためには、3~4日晴れの日が続く天候を選ぶことが大切です。

湯通ししてから乾燥させる

一晩から一日くらいで、充分に乾きます。

ワカメの調理のポイント

味噌汁やサラダに

程よく柔らかいので味噌汁にはもちろん、サラダにも食べやすく食べ方いろいろ楽しめます。

生ワカメ

フサフサしているところがメカブ、その上に茎、そして葉の部分と3種類が楽しめます。
生わかめ一本を一度に調理するのは大変なのでメカブ、茎、葉の部分に分けます。

ワカメしゃぶしゃぶ

生のままできざんで、煮立ったお湯でしゃぶしゃぶしてポン酢や酢味噌を和えて食べます。
色鮮やかに変わるワカメを見て楽しめます。

茎のきんぴら

ワカメの茎を約5cmくらいに細く切るってゴマ油で炒め、砂糖、醤油を加えて煮ます。

その他もやしやにんじんなどと一緒に炒めても美味しいです。