飲食店のLO(ラストオーダー)とは

飲食店におけるラストオーダーとは、注文を受け付ける制限時間のこと。ほとんどが閉店時間の30分前〜1時間前に設定されている。閉店ぎりぎりに注文を受け付けていると時間通りに閉店することができないため、ラストオーダーが設けられている。

基本的にはラストオーダーの時間を超えて注文を受け付けるのはやめておいた方が良いと言われている。1人だけ例外として特別に注文を受けてしまうと、他の顧客からのクレームを引き起こす原因になりかねない。また、スタッフの帰る時間が遅くなってしまうなどのトラブルが起きる可能性もある。一度ラストオーダーを設定したのであれば、基本的にはそのルールを破らないようにしたほうが良い。

飲食店ではラストオーダーの時間が来る前に、各テーブルに「もうすぐラストオーダーとなりますが、ご注文はございますか?」と聞くケースが多い。こうしておくことでトラブルを防ぐことはもちろん、売り上げをアップさせることができる可能性もある。

ラストオーダーは料理とドリンクで時間帯が違うケースがある。特に居酒屋などの場合は時間のかかる焼き物は早めにラストオーダーの時間を設定し、すぐに出せるものやドリンクは遅めにラストオーダーが設定されていることがある。メニューによって時間設定が違う場合は特にきちんとメニュー表などにその旨を記載するよう心がけておこう。

ラストオーダーの時間帯はメニュー表はもちろん、HPや店の看板などにも提示して顧客が解りやすいようにしておく必要がある。そうしなければ顧客に不満を感じさせてしまう可能性がある。また、ラストオーダーに近い時間帯に来店した顧客に対してはきちんと「時間があまりない」ということを説明するように徹底してトラブルを防ごう。

小さい規模の飲食店の場合は、具体的にラストオーダーを決めていないケースもある。この場合は臨機応変にオーダーを受け付ければよいが、無理に顧客のオーダーを聞いてスタッフに負担を掛けたり、自分が帰る時間が極端に遅くなってしまわないように注意すべきである。

一般的な飲食店ではラストオーダーを受け付けた後は新たな入店を断り、厨房などは掃除をし始めることが多い。こうすることで効率よく閉店後の片づけを済ませることができ、スタッフへの負担も軽減させることができる。顧客の要望を聞くことも大切だが、きちんと時間のルールを作ってそれを守り、提供する側に負担がかからないようにすることは非常に大切である。